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やりすぎ注意、考え自立させること

人はやりすぎると頼ってきます。
頼ってくると自立できなくなり、ますます頼ってきます。

建築業界でみられる光景としては、
FC本部と会員との間でみられます。

FC本部がやりすぎる体質だと、
会員はFC本部にぶら下がってきます。

FC本部に対して、資料をつくれ、パンフレットが必要、営業ツール、
あれもこれもと要求します。
さらには、受注できないのはFC本部の責任と考え、
営業支援しろ!とまで言い出す始末。
ぶら下がり体質のFCグループは、会員の技術力向上がないですね。 

FC本部がやりすぎない体質で、会員が自立していると、
会員同士でより良い住宅を目指し勉強をしだします。
会員はFC本部に対する要求は少なく、
最低限の要求しかしていないイメージです。
自立体質のFCグループは、会員の技術力向上が見られます。

どちらのFCグループともお付き合いしていますが、
見事なほど上記傾向はみられます。

もうひとつ見られることは、FC本部の体質です。
ぶら下がり体質のFC本部は、
相談するけど実践しないイメージがあります。

ぶら下がり体質のFC本部は、
何度も同じ相談をしてきます。
小手先の資料作成や勉強会よりもぶら下がり体質を見直すようアドバイスをしますが、ぶら下がり体質の見直しはしません。
そして、
何度も同じ相談をしてきます。
同じ人が同じ相談をしてくるだけじゃなく、
担当者が入れ替わり立ち代わり同じ相談をしてきます。

常に、ぶら下がり体質をやめるようアドバイスしますが、
一向に体質改善はやりません。

もし、ぶら下がり体質を貫くならば、
徹底的にコントロールしないといけません。
中途半端なぶら下がり体質は、
FC本部が疲弊し、会員は技術力向上が見込めません。

ぶら下がり体質で注意が必要なことは、
FC本部が会員の声を聴き分けられなくなることです。

本来、さほど聞き入れなくてもよい営業支援的な声は、
これでもかと聞き、資料をつくりまくるのに、
会員からの技術力向上に向けた声は聞き入れる体質ができていません。何が必要で何が不要かを選別できていません。

自立体質のFC本部は、相談して即実践するイメージです。
さらに、相談にはFC本部と会員(主要会員)両方が参加します。
そして、会員同士が即実践します。

自立体質は、FC本部がオブザーバー的な位置付で、
会員が会を運営しているようなイメージがあり、
会員はお互い切磋琢磨し技術力向上をしていきます。

この話は、FCに限ったことではありません。
もし、組織運営をする場合には、注意してください。

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