来るべき時代の
来るべき時代への鍵は色々あるだろうが、確実に言えるのは、その大きなひとつとして、こどもの内にどれだけ身体の「規矩」を知り、それを活用できるようになるかだと思う。
そういう意味では、まだ道半ばだ。
大人たちの社会のなかで、身体を楽しんで追求するような、落ち着いた文化が醸成されていない。(少しづつ進捗はあるが………)
だから子どもたちも、なかなか集中して身体の声を聞くことが出来ない。
だってそれが「心地良い」「面白い」「かっこいい」とならなくては、とくにチビっ子は見向きもせんからね。
だからどうしても「内容紹介」で終わるか、そうでなくれば「くらべっこ」に偏ってしまうのが現状だ。
あとは忍者ごっこか戦争ごっこ……💧
これをトバ口に奥があるよ、と興味を持たせられたなら良いのだが、往々にして此処から先をちゃんと伝える事ができる人は少ない。
ここで止まるなら、面白かった想い出……で終わる。エンタメなら良いが、武道に携わる者としては、それでは不満が残る。
私がやりたい「平法」は、そこにはない。
しかしながら、人をつくる為には、先ずは「楽」がなければね。
まだまだ工夫が足りません。