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withIBDCD|IBDに“建築“は難しいのか

高橋広野です.

入院生活2日目.寝たきりのなか,ふと考えていたメモ.

建築はどうにも時間がかかる.早くても半年.一年,二年,もっともっとかかるプロジェクトも平気である.そんな長期期間も体調を維持しきれないとしたら.そんな長期期間のプロジェクトを複数自分で動かすようになったとして,「いま体調が悪いんで治るまで現場止めてください」「お店のオープン遅らせてください」とはもちろん言えない.そんなに難しくはないはずなんだが,しっかり対策は考えておかないと,今後も建築の仕事をやっていくのが“難しい”可能性も考え始めた.

病気の性質上,おそらくこのまま回復と悪化は繰り返し,必ずまた入院に至ることがある.悪化を抑えるのがもちろん大事だが,悪化時の対策も必須.

雇われで建築をやるのか.病気の理解をしてもらえればもらえるほど,任せられないという結論に至るのが普通ではないだろうか.もしものときは丸投げされるリスクを会社は背負わなければならない.

チームで建築をやるのか.自分だけリスクを背負っているのでは釣り合わない.お互いを理解しきれるチームがつくれるのか.

個人で建築をやるのか.もしものときは“謝る”しかないのか.

自分でしっかり完走したいから,個人でやる選択肢が一番濃厚のつもりではいたけれど,プロジェクトストップ時の対応と,建築(長期プロジェクト)だけに頼らないコツコツ稼げる生計の手段も構築していきたい.

生き方の設計がこれからの課題である.


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髙橋広野
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