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このnoteは、山口短期大学硬式野球部の「こうたろう」こと監督の中島が、日々の練習内容や考え方をメモするためのものです。

今回は、ノーアウト3塁の内野は前進守備?について

ノーアウト3塁の内野は前進守備をとる。
ずっとやってきた。

先日の防府地区中学生硬式練習会での実践練習の時、
チームは中学生に任せて、一塁審をしていた。

2回、先頭バッターに三塁打を打たれた。

ノーアウト3塁での相手の攻撃は、
スクイズ、エンドラン、ヒッティングとある。

「ノーアウト3塁ね、内野前進で外野タッチアップあるよ」
キャッチャーからの声。
いつもの光景で、当たり前の守備体系であった。

右バッターが打った打球は、前進守備のセカンドとファーストの間を
コロコロと抜けていった。

一塁審の私は、そのボールを目で追っていく。
「あーセカンドが定位置ならワンアウト捕れたな」と思った。

うんっ?ワンアウト捕れた?

そう、前進守備の体系ではなくセカンド定位置など
考えていなかった。

◎序盤1点を阻止するための、内野前進守備体系。
◎1点捕られても、ワンアウトでランナーなしする定位置守備体系。

確実なプレー(アウトを増やすプレー)をすることにより
「負けないチーム」ができてくる。

前進守備でないといけないことはない。

ゲーム前半、中盤、後半と点差や相手打者での状況で、1点のありようが変わってくることは理解している。

アウトを増やすためにはどうするか。
または、1点を防ぐためにはどうするか。

3塁走者ゴロゴー3.3秒で本塁に到達する。
前進守備や定位置でなくても、
これに対応できる守備位置を自分なりに確認する。

これから、本学の学生には確認させたいと感じた。

こうでなければいけない守備体系はない。
場面に応じ臨機応変に対応できる守備体系を目指す。

守備体系を目指すとは言え・・・難しい?簡単?どっち?

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