「成長すること」は目的にはならない件
<目次>
・成長ってなんだろう?
・『成長したい』の前に。
・まとめ
「成長したい」
結構、よく聞く言葉です。仕事でもプライベートでも、結構いろんなタイミングで、いろんな場所で。
それこそ、僕が以前にいた会社であるRルートでは、こんな言葉が四方八方で行き交っていましたが、(ひねくれてるわけではないのですが)僕は「成長したい」という言葉が多分、あまり好きではありません(Rルートは大好き)。僕のことを知っている方ならご存知かもしれませんが、「成長したい」と言ったことがありません。そこには私なりの理由があります。
成長ってなんだろう?
先に自分の考えを言いますと、成長は、目的にするものではなくて、何かを欲しくなって努力した結果、それこそ結果的に手に入ってしまうものが成長なんだと思っています。つまり、「成長したい」という想いの裏側(理由)に、人が突き詰めて・追い求めるものがあって、手段としての成長を追い求めるのは迷いに繋がるんじゃないかなぁと思います。
例えば、もっともっとお金を稼ぎたいとします。もっと収入を上げるためには、あんな手段やこんな手段、こんな人と関わったら…なんて考えながら、実際に行動を起こした結果、意図せずとも知識や経験が上がり、それが評価されて収入も上がり、そのプロセスの中で成長するのです。
『成長したい』の前に。
よく『成長したい』といっている方がいますが、その多くが、その成長の結果どうなりたいか?何を手に入れたいか?が語られません。
知的欲求と成長欲求は、少なくとも私は人の本質的な欲求だと思ってますので、まずは、
・どうなりたいのか?(何が欲しいのか)
・なぜ、なりたいのか?
・どこで、なりたいのか?
を突き詰めて考えた方が、勝手に成長してんじゃないかなぁと思います。
よく『やりたいことが見つからない』と言う人がいますが、本当にそうかなー?って思ったりします。だって、やりたいことが無ければ、生きる意味ってみつけにくいですし。恐らくそういう方は、人生のテーマがないのかなぁとか思ったりします。自分の人生のテーマがあれば、自ずとやりたいことを選択し始めます。それはもう、世の中選びきれないほど選択肢が溢れてますので。
で、このやりたい(欲してる)ことがデカい人ほど、人的にも活動(会社とか)的にも成長率が大きいなぁと感じます。少ないサンプル数ですが。やはり、やれるやれない、できるできない、集まる集まらないは、意思の力が大きいなと思います。
やりたいことって、お金でも、社会でも、国でも、隣の人でも、圧倒的個人的事情でもいいと思うんです。それに共感する人を集めればいいんです。それだけで、人はせいちょうしていきます。
まとめ
とまぁ、こんな偉そうなこと言っていますが、自分自身でも常にこの『成長は手段』ということを考え尽くせてるかは疑問です。それくらい、見失っちゃうものなんだと思います。
ちなみに僕のやりたいこと(人生テーマ)は、
『身内に優しい世界をつくり、整えること』
です。これは僕のオリジナルな人生背景からの世界観なので、同じ人生テーマは少ないしょうし、誰にも否定できないものだと思います。
全然まとまらなかったですが、とにかくこの記事で一生分の『成長』使った気がします。
今日思ったのはこんなことです。
世の中の人がみんな、息するようにやりたいことを見つかる世界になるといいですね。