集中力と姿勢の関係
今回の記事は「集中力と姿勢の関係」です。
今回の記事を読んでほしい人は「長時間集中力を維持したい人」や「仕事や勉強で集中力を高めたい人」などに向けた記事になります。
今回の記事を読めば、あることを意識するだけで高い集中力を維持し続けることができるようになります。
今回の記事を見て得られるもの
・姿勢を意識するだけで集中力を高められる
・仕事や勉強で集中力を意識的に高める事ができる方法
では、見ていきましょう。まず、皆さんは集中力というものをどのように考えていますか?「集中力なんて生まれつきのもの」、「集中力は鍛えることができない」のように思っていませんか?
これは大きな勘違いです。
集中力は筋トレと同じように鍛えることができるのです。意識次第で集中力は高めることができます。ただ、その方法を知っているか、知らないかの違いだけなのです。
今回は具体的なアクションプランも用意しております。それを日常生活で意識して取り入れてください。
こんな経験はありませんか?
読書をしているとついつい眠たくなってしまう、パソコン作業をしているといつの間にか前傾姿勢になり、首や肩に疲れを感じてしまい早く集中力が切れてしまった。
実はこれらはごくごく自然なことなのです。集中力が切れてしまった原因は、「姿勢」にあるのです。
人間には一日に集中力を使うことができるキャパシティーがあります。これを科学的用語で「ウィルパワー」というのですが、そのウィルパワーを無駄に消耗しないことが大切なのです。
そして、姿勢には集中力を高めてくれる効果があります。その理由は脳の仕組みにあります。ウィルパワーの源はブドウ糖と酸素です。この二つを脳に送っているのが血流になります。
脳は大量の血液を必要とします。それは、脳がたくさんのエネルギーを求めて使っているからです。
この脳へと向かう血流に密接に関係しているのが、姿勢なのです。
勉強や仕事は座ったままで続けることが多いですが、長時間になると姿勢が崩れやすくなります。当然ですが、姿勢が悪くなれば、脳に送る血流の量が少なくなり、大事なエネルギーを脳に送れなくなるのです。
逆を言えば、良い姿勢になれば、呼吸が深くなり、血液が循環しやすくなり、脳へ酸素を多く送り出すので、集中力は高まっていくのです。
その集中力の姿勢をご紹介します。以下の、ポイントを押さえてください。
・顎を引いて頭は首の上に乗せる
・両膝をつける
・おしりと腰を直角にして、深く座る
・足の裏を床にける
一見難しいことは何もないのですが、できている人は多くないと思います。なぜなら、姿勢を維持するためには意識が必要だからです。ほとんどの人は姿勢を意識していません。ずっと意識することは難しいでしょうから、時間を区切って一定のタイミングで自分の姿勢を振り返ってみるといいでしょう。
また、座り続けることが前提で話してきましたが、立って仕事をするというのも良い効果を発揮します。立って仕事をするということが難しければ、15分に一度立ち上がるというだけでも、効果はあります。
椅子から立ち上がることで、脳に新しい刺激が加わり、集中力を持続させる効果があります。トイレに行ったり、資料を取りに行ったりです。これなら手軽に実践できます。わずかな動きを取り入れるだけで、大きなメリットとなることでしょう。
科学的観点から言うと、立っているときは、座っているときに比べて認知能力や集中力、判断力を大きく上昇することが研究で明らかになっています。立ち上がるということがこんなにもメリットがあるなんてすごいですよね!
リモートワークが増えている中で、ずっと座っていることが多くなっているのですが、座って仕事をするという固定観念をこの機会に捨ててみてはいかがでしょうか?皆さんの生活がとても新鮮になり、集中力が高いまま仕事ができるという新しい発見があることでしょう。
是非、皆さんも実勢んしてその効果を体で感じてください。
では、今回の記事は以上となります。ありがとうございました。
(引用:自分を操る超集中力 メンタリストDaiGO著)