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性格は行動によって形成される。
こんにちは、こうちゃんです。
こんな話をご存じでしょうか?
日本を含めた7か国の坂物を対象とした意識調査(平成25年度)によると、日本の若者のうち、「自分自身に満足している人」の割合は45.8%で、調査をした7か国中最低の数字を記録したこと。
約半数の人たちが、自分自身に満足できず、中でも「自分の性格や外見を変えたい」と思ってい人は、非常に多いのです。
性格を変えることは難しい
結論から言うと、性格を変えることは難しいです。「明日から性格を変えよう!」と思っても、そんなことはできません。一朝一夕で性格を変えることはできないのです。
また「内気な性格を変えたい」と思って何年もかけて積極的で社交的な自分を演じ続けたとしても、今度は「別の欠点」が気になってしまうのです。欠点を直し続けると、沼にはまってしまうのです。欠点や短所を直すことだけにとらわれて、一生を終えてしまいます。
人は自分の性格について、完璧にに満足することは決してありません。
性格は行動によってつくられる
とはいっても、「内気で人と話せず、目を合わせることもできないし、ほとんど会話ができない」というレベルであれば、社会生活に支障をきたすので、直す必要があるでしょう。とっておきの方法は、「性格」を変えようとするのではなく、「行動」を変えるのです。
こんな言葉を紹介します。
「その人の性格は、その人の行動の結果である。」(アリストテレス)
「内気な性格を変えたい」と思うのなら、職場に行ったときは、すれ違う人全員に笑顔で挨拶をしてみましょう。目を合わせることが難しいのであれば、目と目の間の眉間を見るようにしましょう。一週間も続けると、周りからのあなたの印象はガラッと変わるでしょう。
あなた自身の「性格」を変わっていませんが、「行動」を変えたことによって、相手から好感を持たれるのです。周囲からの見方が変わるだけで問題は解決します。
アプローチの仕方を変えるだけで、自分の周りの反応は変えられます。「性格」を変えることに意味はないのです。
長所を伸ばすことに集中!
あなたの周りの魅力的な人を観察してみましょう。「長所」が秀でているかもしれませんが、きっと欠点もいくつかあるはずです。長所が目立つと、ほかの小さな欠点は目に入らなくなります。人が人を好きになるとき、欠点があるかないかは気に入らず、その人の長所を好きになるのです。男女関係、友人関係、職場の人間関係でも同じことです。
「短所がない人」が好かれるのではなく、「長所がある人」が好かれるのです。つまり短所をいくら直しても人から好かれるようにはなりません。
短所克服のことを考えて悩むくらいなら、長所を伸ばすことに労力をかけましょう。短所が目立たなくなるくらいに、長所を伸ばせばよいのです。
今回の記事は自分の性格を変えることをテーマにして、書かせていただきました。私も高校生の時は、自分の性格を変えたいと思っていた時がありました。性格を変えれば、みんながもっと自分に期待してくれる。良い人間関係を作ることができると思っていました。
しかし、そんなことは全くありません。勘違いでした。性格と変えようと努力することは良いことかもしれませんが、言い方を変えれば、自分自身を偽っているのです。偽って人と接していると、とても疲れますし、周囲から距離を置かれるのです。
「この人の本性はなんだろう」、「なんかよくわからない人だな」と思われて終わりです。努力が空回りしてしまいます。私にはこのような苦い経験がありました。
その経験を踏み台にして、今の私は「ありのままの姿」で人と接するようにしています。決して自分を偽らないようにしています。そうすることで、私の心は軽くなり、以前よりも過ごしやすくなりました。
周囲の人からも「あなたは本音で話してくれるから助かる」、「自分自身をさらけ出して、接してくれるから気が楽です。」と言われることがありました。
この言葉を言われた時に自分が悩んでいた時間は何だったのかと心の中で笑いました。「ありのままでいいんだ!」と思えるようになりました。そう感じたことによって、私の人間関係に対する悩みや、自分を変えたいを思う気持ちは軽くなりました。心地よいものです。
皆さんも私と同じように感じたことはあるのではないでしょうか?
そんなときは、今日に記事を思い返してください。自分を変える必要はなくて、ただ行動を変えるだけでいいのです。考え方を変えるだけでいいんだということを覚えておいてください。
この記事が皆さんの参考になり、皆さんの心が少しでも軽くなれば幸いです。
今回の記事は以上になります。ありがとうございました。
参考文献:精神科医が教えるストレスフリー超大全( 樺沢紫苑 著 )