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日系と外資系で異なること
今回は、日系と外資系の働き方や人間関係の違いについて経験を交えて話したい。
あくまでも個人的意見なので、全てを正解だと思わないようにご注意いただきたい。
文化や組織の構造
日系企業
独自の伝統や価値観に基づいた組織文化を持ち、社員間の関係性を重視する傾向がある。
朝の社是社訓の合唱やラジオ体操はまさにそれ。
組織構造は、しばしば階層的なヒエラルキーを重視し、意思決定が上層部に集中することが多い。
定年間近の部長がいたり、定年後も嘱託で居続ける人がいたりするのも日系あるある。
下層部の意見がなかなか上層部に届かないことは普通にある。
外資系企業
国際的な環境で運営されることが多く、多様な文化やバックグラウンドを受け入れるオープンな文化を持つことが多い。
社内は多国籍で溢れており、日本語と英語が入り混じった会話が飛び交うことが日常的。
食の嗜好もさまざま。
私が出会った同僚はダイエットといい、サラダを中心としたランチを取っていたが、ある日、キムチのパックを一気食いしていた。それ、サラダの一種?
イスラム系の同僚は会議室を借りて静かに礼拝をしていた。
組織構造はフラットで、意思決定が迅速に行われることがある。
当時20代後半の私でも社長に直接プレゼンする機会がしばしばあった。
また、立場に関係なく役員クラスの人に意見を求めることができる。年功序列ではなく、積極的に動く社員が昇級するので、年上の部下が存在することも普通にある。
また、社内で問題のある点について、社長は全社員の声を親身に聞き入れ、すぐ対策をとってくれる。
働き方
日系企業
長時間労働。
飲み会強制参加。
時間厳守は絶対。
外資系企業
ワークライフに合わせた柔軟な労働時間。
飲み会自由参加。
時間厳守はほぼない。成果を出せば良い。
このほかにも違いはあるが、わかりやすいのは文化や組織の構造、働き方の違いだと思う。
日系、外資系、どちらも経験したが、外資系の方が働きやすかった。
後から入ってくる人間に先を越されることが悔しい時期もあったが、それに刺激を受け、自分もスキルアップすることができた。
立場うんぬんより、存分に力を発揮したいなら外資系で働くことを検討してみては?
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