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柴田孝介
2021年9月3日 02:34
柴田です。本日のテーマは「自己認識」です。俳優は様々な役柄を演じます。その中には「普段の自分」とかけ離れた人物もいることでしょう。在り来たりで陳腐で捻りのない喩えで心苦しいのですが、人を殺した経験がない人が殺人鬼を演じます。もう一度言います。俳優はどのような設定も演じ切らねばならない。年齢が違っても、性別が違っても、地球外生命体でも、生命体でなくても!!それはそうとして
2021年8月30日 23:11
柴田です。前回の続き、「読解」について学んでいきましょう。前回の記事では、「読解力の上げ方」と、「読解力の無さによって起こる弊害」をお伝えしましたね。今回はそれを踏まえてもう少し深堀りしていきます。脚本全体を把握する。プロの脚本家が書いたホンであれば、そこに無意味なシーンは存在しません。一見ストーリーとは関係ないように見えるシーンだとしても、役の人物の状況や心理を表すためのギミック
2021年8月28日 00:32
柴田です。演技レッスンの第3回のテーマは「読解」正確には「脚本読解」ですね。「シナリオ」「台本」「戯曲」と様々な呼び方はありますが、僕のレッスンでは「脚本」という呼び名で統一させて貰います。「即興劇」を除いては、基本的に俳優は「脚本」を元に「演技」を構築していきます。もちろん演出家もいます。ディスカッションしていくと思いますが、それ以前の段階として、俳優自身が脚本を手掛かりに「物語
2021年8月19日 01:45
柴田です。第二回目のテーマは「表現」です。今回も、主に未経験・初心者の方に向けて記載していきます。「表現力」と行った方がわかりやすいかもしれませんが、それだと、「今現在出来る表現」と言った意味合いになってしまうような気がして、敢えて「表現」と言わせていただきます。エンターテインメントの根底には常に「表現」を楽しむ事がある。「表現する事の楽しさ」というものは、ついつい忘れてしまいがちで
2021年8月17日 01:07
柴田です。演技レッスンのnoteを始めるに際して、まとまりがなくなるといけないなと思いまして、最初の5回は演技レッスンにおいて僕が大事にしている5つを1つづつ書いていこうと思います。それは「思考」「表現」「読解」「自己認識」「感じる事」です。今回まず最初にお伝えするのは、「思考」です。思考とは文字通り「考える事」台本を読み解いて、台本の中からどれだけ表現出来る事を見つける事が出来る