虫たちが居なくなった庭
トランプが大統領になるとパリ協定を離脱すると言っていたので、いまさら驚きも少ないと思います。
温暖化の原因が他にあるという人もいますが
環境が激変していることを自分の庭で感じています。
ここ数年というより、去年と比べて今年は大きな異変があります。
7年前に庭の蜂の巣を踏んで
病院で数えてもらったらしっかり刺された傷が12ヶ所、かすり傷が30ヶ所という大惨事を体験しましたが、今年は庭で蜂を見かけませんでした。
我が家は化学肥料も殺虫剤も一切使っていません。
蝿は少し前なら洗濯物について入ってきていましたが、こちらも見ることはありませんでした。
蚊もとても少なかったです。
カマキリの卵も全くみかけないと思ったら、剪定をしたときに気付きましたが、欅の木のかなり高いところに卵を産んでいました。
地上にはほとんど餌が無いということなのでしょう。
とはいえ、カメムシの大発生で近隣の農家さんも農作物に大きなダメージがありました。
我が家も楽しみで植えていた家庭菜園の枝豆はほぼ全滅でした。
バランスが大きく崩れていることを実感します。温暖化でカメムシたちは冬に生き延びて大繁殖したのではないかと言われています。こんなに急激に変わって、これからどうなるのだろうと、とても不安です。
この異変はもちろん、気候変動だけではなく化学薬剤の影響もありますが。
株価や国際情勢も気になりますが、もっと深刻なことが音もなく近づいている気がします。
個人ができることなんてもう無い・・と悲観せず
この変化について知ること、関心を持つことはとても大事だと思います。
今の世界のリーダーたちは
「目の前、身の回り」だけに関心があるように思えて悲しくなります。