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夏の 北アルプス 信仰巡り(前編)

後編はこちら

研究室配属活動が本格化し,他方 所属する合唱サークルの執行代も務めた2024年.そんな濃い年も終わろうかという師走.私は備忘録がてら夏の北アルプス信仰巡り と その周辺(食べ物とか) についてノートを書こうと思います.

サークルの合宿で湯田中まで行くのですが,それを機会に飛騨高山,立山で行きたい宗教施設がそれぞれひとつずつあったので寄ってみることにしました.

飛騨高山の宗教施設は,宗教団体「崇教真光」の「光ミュージアム」というところ.いわゆる新興宗教であり,訪問に若干の怖さと不気味さがないといえば嘘ですが,怖いものみたさで行ってますからね.むしろその方がそそります笑

立山の宗教施設とは,立山町立の博物館「まんだら遊苑」です.正確には行政が建てたもので宗教施設ではありませんが,立山信仰という古来からの民間信仰を来場者に伝えることを目的とした施設として, 「五感に訴えかける」をテーマに 様々な信仰に関するアトラクションがあります.

北アルプスを霊的な対象とみる ふたつの信仰.かたや新興宗教,かたや昔から伝わる民間信仰という違いはありますが,共通するものも 何かあるはず.興味わきませんか…?

なお 僕自身は唯物論的な人で宗教にガチハマりする人の気持ちはわかりません. ふたつの施設について無配慮なことを書いたりするかもしれませんので,その場合は先に謝っておきます.

どうせなら書くなら メインの2つの宗教施設だけではなく,出発からサークルの合宿所の到着まで色々周辺のことも書いてしまいたいので,冗長だと思う人は適宜飛ばし読みでお願いします.


まずはざっと旅程から

旅程

8/16
夜にバスタ新宿から名古屋に向かう
8/17 名古屋着
新快速 と特急ひだ で飛騨高山へ
宗教団体「崇教真光」の光ミュージアムを見学後,
鈍行で富山に向かう
↑前編はここまで
8/18
富山地鉄に乗って,「まんだら遊苑」
そのあとは長野までひたすら鈍行(のつもりが ここでハプニング発生)
8/19
長野駅から長野電鉄に乗って湯田中駅着
サークル同期のお父様の車に乗せてもらい合宿所へ

「光ミュージアム」に到着するまで

名古屋は東京から半端に遠い

深夜高速バスで名古屋に到着 早朝すぎてまだ鉄道動いてない
深夜バスに乗るには近すぎるけど,鈍行でいくには流石に遠い.中途半端な距離感…
始発の新快速で岐阜まで移動
社畜や朝練する高校生といっしょに転換クロスシートの方向を変える作業した
岐阜まで行ったのでモーニングたべる.特急がでるまで3時間 持ち前の面の皮の厚さで店に居座る(個人経営なので流石に1時間で申し訳なさが勝って退店.ドトールで残り2時間は潰しました)
特急ひだ(HC85)
できれば純正ディーゼル特急キハ85に乗りたかったですが しょうがない
僕はハイブリット型の気動車なんだい!ってアピってくる

高山市内で腹ごしらえ

高山駅着弾
ヨーロッパ系の観光客が非常に多い(特にフランス人)
高山町図書館 古い建物の再利用
スマホの充電がピンチなので自習室で給電していく
高山市民のみなさま,ごめんなさい
これ飛騨牛ハンバーガーの店
ここまで看板のアンティーク加工激しいとむかついてくる
おいしーかも!!

ドキドキ…!? 光ミュージアムへ

ということでガチの新興宗教施設に潜入!!
(厳密には宗教施設ではなくて,宗教団体が運営している博物館だけど まあ変わらん)

まずは外観から

うーむ いきなりパンチが強い 古代マヤ文明リスペクトでしょうか…笑
なんで古代マヤ文明って陰謀論というかスピリチュアル系の人に人気なんですかね
街の中心部からは離れたところにあります.
近くにこんなの建てられたらたまんない
エントランスにGO
ぞくぞくする チャクラ開きそう

潜入

とりあえず荘厳な構造が出迎えてくれる 建築好きは一回行ってみるといい
エントランスのおばさんはやさしそうで好印象
下からみた
お,このクソデカ空間はなんだ… なにか祭典したりするのかな
展示ブースによるけど博物館としては拍子抜けするくらい普通
石原兄弟展,紫式部展は見応えあった
さっきのクソデカ空間の上部がピラミッドになっている多分
光のエネルギー得られそう小並感
崇教真光の創始者 岡田光玉さんの像
こういう趣味のわるい新興宗教くさい展示もある
特に教団についての沿革の展示は教団独自用語のオンパレードで全く読解不可能.
シボレス作るの好きですよね


こういう感じのキマった文章をずっと読んでるとこっちが頭おかしくなる(ちなみに これは一般向けなので 全然マシな方)

神様は、ある大きな目的のために、自らと同じ霊性を持つ人類を創造し、この世につかわされました。
眞光の業を実践し、いくつもの霊的体験を重ねるうちに、私たちは、そのことを実感するようになります。
霊の世界があることを知り、目に見えない神の実在を知り、自分が神の子であることを自覚するようになるのです。
また、神様は、手かざしの業とともに、私たち人がこの自然界で守らなければならない掟を
示されました。その教えは、ときに優しく、ときに厳しく、私たちを幸福へと導いてくださいます。

崇教真光 公式サイトより
お,おう
鏡で浮いているように見える仕掛け.悪い夢でも見ている気分だ

俗世に帰り,富山に向かう

やはり俗っぽくないと僕は落ち着かない.
これは普通にキリスト教とか仏教の宗教施設とかでもそう.
多分 私の背後霊が悪霊なので居心地が悪いのだろう.
ごめんごめん,今から俗世に帰還するから許して

銭湯で癒やされる

正直にいうと,やはり狂気がたまに顔をのぞかせてくるような場所だったので,緊張して体が張り詰めてしまう
こういうときは風呂だな

まずは銭湯 光ミュージアム結構歩くので汗かいた.地元の人多めで雰囲気よし
銭湯のあとはこれで決まってんねん

富山へ

キハ75で猪谷へ
猪谷でJR西日本管内に変わるので乗り換え キハ120
富山ついた 本州横断ルートで高山本線つかったのは初めて
トラムの駅がJR駅のなかに取り込まれている構造
路面電車
富山湾鮨をたべる
富山湾鮨というのはスシのクオリティについての基準.それを満たしているものは「富山湾鮨」と名乗って提供することができる,,ということらしい.
intelのEVOプラットフォームのようなもん 伝わる?
今夜の寝床(ネットカフェ).おやすみなさい.

後編はこちら

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