エリザベス女王の葬儀/追い詰められたロシアの動員令/日銀が24年ぶりにドル売り為替介入
9月23日(金)秋分の日 雨
ほとんどずっと雨が降っている。昨日から少し体の調子が変だなというところがあり、それが気になっていろいろ新しいことはできていないのだが、今朝はガソリンを入れに行ったりゴミ捨てをしたり花を買ってきたりしているうちに8時を過ぎたのでご飯を食べて、雨が一時的に上がっている時を狙って墓参りに行った。花を供えたりお線香をつけたりしているうちにまた降ってきたので南無妙法蓮華経を三回唱え、あまり濡れないうちに帰ってきた。
やらないといけないことは多いのだが、どうも全体に疲れが出ているのだなと思い、休み休みやっている。いつもなら朝のうちにはブログを書き終わっているのだが、なかなか取りかかれないでいた。
ここのところ大きなニュースもいくつかあるので、備忘録程度にそれらについて書いておこう。
エリザベス女王の葬儀は19日に行われ、日本からは天皇皇后両陛下が参列された。天皇陛下は一時特別に別の車に乗車されるという話もあったようだが、結局他の国王らと一緒にバスで会場に向かわれたとのこと。遠慮深い方なのでそうなさるだろうなと思っていたが、やはりそうだった。感銘を受けた方は多かっただろうと思う。
席次については上のBBCのサイトが参考になるが、キリスト教諸国の国王と非キリスト教国の国王は別に座ったのかなという感がある。両陛下の周囲はマレーシアとヨルダンなどだ。ヨーロッパの諸国王はみんな何らかの血縁関係があることが多いので、そういう理由で前の方にいるのかもしれないが、
私はあまりじっくりとはみなかったけれども、やはり葬儀というものは宗教色がないと変に見えるし、安倍さんの国葬もある程度の宗教色はあってもいいのではないかと思ったが、そうはならないだろうなあと。
二つ目は、ウクライナの大攻勢によってハルキウ近郊から追い出され、追い詰められたロシアがついに「部分的動員」を始め、戦いたくない若いロシア人たちが国外脱出を図っている、という話。また徴兵反対のデモなども行われているようで、ロシアは騒然とし始めているようだ。
プーチンが今まで動員令を出さなかったのはこういう事態を恐れていたからだろうと思うが、もう背に腹は変えられないという状況になったのだろう。ソ連は第二次世界大戦の時は独ソ戦を戦い抜き、大祖国戦争と呼ばれているけれども、日露戦争の時も第一次世界大戦でも革命が起きているわけだし、アフガン侵攻は最終的にはソ連邦の崩壊を招いているわけだから現在は社会にもかなり動揺が走り、ある意味かなり危ない状態になっているのではないかという気はする。
三つ目は日銀が24年ぶりに行ったドル売り円買いの為替介入。一時145円を超えていたドル円相場が一気に140円まで下がったので、相当な売り浴びせがあったのだろう。今日銀に積み上げられている外貨準備高は一ドル80円台まで円高が進んだ時に円売りドル買いの為替介入で増えた部分はあるはずなので、もしそれを140円で10億ドル売ったとしたら600億円の利益が出たことになる。外貨準備高は1兆ドル以上あるようなので、10億ドルでもごく一部なのだが。
円安は輸入原材料や燃料の価格高騰などデメリットがあるのはもちろんだが、製造業の国内回帰による雇用の確保やそれによる設備投資の増加など日本の産業にとってはメリットはあるので、日本経済がうまく回る程度に適度な円安であってくれれば良いと思う。
台風が去ったと思ったらまた近づいているようで、なかなか天気は人の思うようにはならないわけだけど、雨も必要なので災害が起こらない程度に降ってもらえればとは思う。
今日は秋分の日、昔の言い方で言えば秋季皇霊祭。お彼岸の中日は晴れることが多いのだが、今年は雨になった。ウクライナの人たちに平穏な日々が戻り、また世界も平穏な日々が続くことを願いたい。
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