日記:2019/8/14
(『何か言いたい奴はどこか具合が悪いんだ』とか言った人は誰だったかな。)
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もう夏休みも2週間過ぎた。例の旅行には寝坊していけず、カウンセリングで愚痴って、部活の練習で熱中症になったり遊んだりして、今は実家で毎年恒例ゴロゴロタイムである。せめて出ていくまでに、市役所に言ってあの書類をもらわなければ。
とまぁ、要約するとこんな感じ。
で、日記を書き始めたってことは、それだけ僕が書き残したいことがあるわけでして。それは珍しく2日連続で友達と遊んだ時のことである。
(中略)
僕が真面目な、というべきか、そういう深い話を、辛い話するのが好きなのは、それだけ深刻なことしか信頼できないからなのかもしれない。普段の話は冗談や嘘が混じり合っていて、僕にとって手に余るシロモノだと思えるからだ。
ただ、僕のこの不信感を取り除くのは、かなり厳しい。
そのための試みは今まで失敗し続けた。
今でさえ、他人の誉め言葉を受け取れない、ほぼ100%シャットアウトするのに、これを何年続けてきたことか!どれほど直そうとしたことか!僕がどれだけ他人の言葉に騙され、踊らされ、誤解し、失望し、自虐し、一人の時間を求め、ネットに逃げ、眠れぬ夜を過ごしたことか。
そうして歪んだ適応をして他者との関わりを切ってきたのに、君はヒトであるが故に、またそれを掴みなおそうとする。
えらい遠回りだ。君はどうあがいてもヒトなのだ。
君は一人で生きていけなかったのだ。君の意志は一人きりで生きることなど求めていなかったんだ。だって君が一番わかっているでしょう?
クラスでぼっちの辛さを。話しかけられない恐怖感を。感情を素直に伝えられないもどかしさを。親密になる方法を知らない哀しさを。ヒトの話を聞きすぎて自分を抑圧する、そうすることでしか生き残れなかったあなたを。今だってこうして日記に吐き出しているんだ。
少し嘆いただけ。今週は大学のカウンセリングもなかったから。
前と違って、この人を信頼していく道というか、こういうことを考えている時は、いつもと違って1本の道がおぼろげながら見えるように思うのだ。それが嬉しい。それがなかったら冗談抜きでおかしくなっていたと思う。自〇するなんて言わない。でもどこか遠くに行っていただろう。
だから感謝してます。
少しでも生きようとしている君にありがとう。