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バンコク『ワット カチョンシリ』ととのい記 | サ獣のススメ⑥

旅するオオカミVtuberの行李ちるです。
普段は旅動画Vvlogの公開や、Vtuberとしての配信活動をしております。
そんな旅系Vtuberの定期的な配信企画の一つが、サウナ配信『サ獣』

サウナ配信:サ獣 | 戌ヶ森ロクさんと定期的にサウナトークを行っている

サ獣の相棒:戌ヶ森ロクさん&ゲストサウナーの方と
日本のみならず世界各地のサウナについて、トークを繰り広げております。

今回は日本を飛び出してタイ・バンコク!
お寺の中にあるサウナ『ワット カチョンシリ』を紹介していきます!


バーチャルアジアのサウナ事情

サウナといえば出てくるのがフィンランドだと思います。
サウナ先進国である日本でも、フィンランド式サウナはみんな大好き!

ところ変わってタイ・バンコク
東南アジアにサウナがあるの…!?と思われるかもしれませんが、
外国人が多いタイのバンコクパタヤでは、
日本式のスーパー銭湯やロシアンサウナがあるなど、
意外とととのいの場があるものです。

また東南アジアといえばハーバルサウナ!
タイでは産後のお母さんがハーバルサウナで身体を癒す
ユーファイ』という伝統医学があるなど、
ハーブが身近にあるメコン地域(タイ・ラオス・カンボジア)では
手軽にハーバルサウナ受けることができます。

旅動画Vvlogでもタイ・チェンマイやラオス・ルアンパバーン、
カンボジア・シェムリアップでのハーバルサウナ体験を紹介してきました!

今回は大都会バンコクのお寺の中にあるハーバルサウナです!

ワット カチョンシリでととのう

ワット カチョンシリ』はバンコクの東側、スワンルワン区にあるお寺。
最近MRTイエローラインが完成して駅地下のお寺になったのですが、
BTSライトグリーンラインのオンヌット駅からバイクタクシーや
Grabで行く方が便利かも。

こちらが『ワット カチョンシリ』の入り口。
タイのお寺は日本のお寺とは異なり金ぴかな外装が多いです。

タイ全土どこに行ってもお寺は金ぴか
バンコクが昔水路が発達していた名残

お寺の中のサウナ…ということで当然中に入るとお寺が広がります

本堂を望む | 当然ですがしっかりお寺です

タイのお寺は日本のそれとは異なりカオスな空間が広がっている…
ワット カチョンシリ』も様々な展示がされておりました。

牛の置物 | 豊穣の神?

こういったタイのお寺のカオス感は好物。
特にヒットしたのが「骸骨タモリ」さん。

タモリさんグラサンをかけた骸骨は何を表現したいのだろうか

ガネーシャはシバ神の息子…なので当然ヒンドゥー教なのですが、
仏教のタイでも信仰の信仰の対象になっています。
「富の神様」はどこでも人気だね。

ガネーシャ像 | 富は祈りの対象になりやすい

そして境内を一周すると、端の方に見えてきましたハーバルサウナ。
ローカル感、オープン感漂うスタイルがたまりません。

営業時間は13:00~18:00と短め

サウナ前には無造作に枝が置かれていました
これを窯に入れて燃やしていきます。

一見ゴミ置き場にしか見えないが窯の燃料である

酔狂な 日本人が多いのか料金表は日本語記載のものがありました!
以前は40バーツであった料金も50バーツ(225円)に
値上がりしておりますが、それでも格安!

訪れた時にはATK検査も必要であったが今は不要

タオルと腰巻のセットは20バーツで借りることができます。
サンダルのレンタルはないので、持参が無難です。
受付のおばちゃんにお金を払った後は、隣のロッカーに荷物を入れます。
なお男性、女性共に更衣室というものは存在しないため、
サウナブースの奥にあるトイレおよびシャワー室で着替えます。

特段治安が悪いわけではないけれど念のために鍵付き

そしてロッカーの前に鎮座する窯
ここで枝が燃やされて、上記がサウナ室に流れ込む仕組みです。

年季が入った窯 | 炎の威力MAX

ちょうどおばちゃんが火力調整を行っていました。
枝をくべて長い竹枝で豪快に押していきます

おばちゃんがたくましい

めらめらと燃えており、サウナへの期待が高まります

火って…いいよね

発生した蒸気はパイプを通って、サウナ室へ送られる仕組み。

シンプルな構造なので蒸気がダイレクトに送られるのでしょう

そしてこれが男性用サウナ室。
見た目プレハブ小屋のような形状ですが、
この中にアツアツのサウナが待っています

男性用サウナ | 倉庫?のような風貌

サウナ室内のイメージを描いてみました。
スチームサウナは40種類のハーブが使用されており、
爽快な香りを楽しめます。
そして先ほどの窯からダイレクトに送られる蒸気がアツイ!
数分で汗だくになります。

スチームバルブの傍はアチチな蒸気が楽しめます

10分ほどサウナ室にいたところで外へ。
さすがに水風呂は存在しないため、
サウナ室の外に水桶で汗を流す、もしくはシャワー室のシャワーをどうぞ。

年季の入った水桶での水浴び

サウナ室の外にはいくつかの机、ベンチがあるためそこでととのい休憩を。
また無料でアツアツのハーブティがいただけます。

蛇口をひねるとハーブティーが出てくる

なお地元のおじちゃんはドリンクを持参してきておりました。
それが「スポンサー」というタイのスポーツ飲料。
これがタイの「オロナミンC」か…!

タイのオロナミンC「スポンサー」 | どこでも売ってる

タイではポカリスエットが販売されているので、
試しにポカリスエットとスポンサーで「スポポ」を作ってみたのですが…
「オロポ」の方が美味しいです。

そんなローカル感漂う「ワット カチョンシリ」のサウナでした。
常連のおじちゃんがサウナに入りつつ
ととのいスペースの床を掃除していたりと
地元に根差した良いハーバルサウナで整えました。

サ飯:『チャーンノーイ』のチムチュム

せっかくのバンコクなのでサ飯はタイ料理で!
ということでやってきたのはアソークにある「チャンノーイ」。

BTSオンヌット駅からアソークへは、一本で行けます。

チャンノーイ」はタイ東北部、イサーン地方の料理で有名。
店構えもThe ローカル

「チャンノーイ」店頭 | 渋い

そして店の前に積まれた土鍋
これは「チムチュム」という鍋料理で使用する素焼きの鍋。
チャンノーイ」はチムチュムの名店でもあります。

素朴な素焼きの鍋が旅情を誘う

なおバンコクの「チムチュム」については、
YouTubeチャンネル『旅するオオカミVtuber行李ちる Chill`sVvlog
にて食べ歩き動画を出しているので
ぜひ観てチャンネル登録を!(ダイレクトマーケティング) 

炭火で焼かれている鶏肉(ガイヤーン)も美味しそう…!

遠赤外線効果で100倍美味しくなる!?

なお「チャンノーイ」は、にゃんこにもフレンドリーなお店です。

魚一匹の豪華な賄いを貪り食うにゃんこ様

路上にテーブルとプラスチックの椅子が置かれた青空座席
一応店内にも座席があるのですが、外の方が雰囲気良いでしょ?

道路使用許可申請書などの野暮なものは存在しないハズ

まずはサウナ後の1杯!
氷入りでキンキンに冷やしたシンハービールが体に沁みます。

路上での一杯は旅心をくすぐる

ここでの名物は「アヒルのくちばし」。
サクサク食感と脂が美味しくビールに合います。

イサーン地方名物のアヒルのくちばし

そして「チムチュム」を注文しました!
「チムチュム」はココナッツとハーブベースのスープに、
色々な具材を投入していきます。

葉物、卵、春雨、ママー(インスタントラーメン)の定番セット

今回のメインはイカ・海老のシーフードで!
ここに卵を割り、絡めて鍋に投入していきます。

海鮮が不安な方は鶏肉、豚肉、牛肉もある

具材をぶち込んで、煮込むとこんな感じ。
タイ料理らしからぬ優しい味わいが広がります。
パンチが欲しければ付け合わせの辛いソースで味変を。

日本でも流行ると思うけどなかなか流行らない「チムチュム」

ハーバルサウナからタイ料理と、
タイ尽くしのととのいとなりました。

◆サウナ Data
ワット カチョンシリ
営業時間:13:00~18:00
料金:50バーツ | タオル・腰巻は20バーツ

YouTubeチャンネル『旅するオオカミVtuber行李ちる Chill`sVvlog
ではサウナ配信『サ獣』を配信&公開してますので、
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