【こんな人は起業はやめておいた方が良い!】ありがちな、三つの勘違い その①
こんにちは
私は栃木県宇都宮市で小さな漢方薬局を経営しています。
私の様な才能の無い者でも、お陰様でなんとかお店をやっていけておりますので、
起業、経営は誰にでもできる事なんです
起業、経営は誰にでもできるのですが、反対に
これだけはやめておいた方が良い!
という事もあります。今日は僕が実際に受けた起業相談を元に、
起業に向いていない考え方をご紹介していきます
(多分フォロワー減るだろうな....)
①職業の掛け算がうまく出来ていない
僕は自分も薬剤師なので、薬剤師をやっている方からの相談が多いのですが、
一番多いのが、
薬剤師 ✖️ 飲食店
のパターンです。
これ思いついたときに 「俺って天才!薬剤師がやっているラーメン屋さん思いついちゃったよ!! 今までこんな事やってる人いないよ! 今までに無い形態だから絶対成功間違いなし!!!」とか思うんですかね。
別に他人の夢を否定するつもりはないけど、一言疑問を投げかけると
薬剤師の資格持ってるとうまいラーメン作れるんですか???
①薬剤師がやっている薬局
②薬剤師がやっているラーメン屋
どちらに行きたいですか?
僕だったら 正直①ですね。
今までに薬剤師が作るラーメン屋さんが誕生しなかった理由はそのビジネスモデルがうまく行かなかったからじゃ....
と僕は思ってしまいます。
思いついた時は「すごいアイディアだ!」と思ってもお客様目線に立つと余り価値のないビジネスモデルを考えついてしまうのはあるあるなんです。
起業は登山に似ていて、一歩一歩着実に計画しなければいけないし、冒険をする時は何通りも道筋を考えて、もちろん失敗した時のことも準備してスタートしなければいけないんです。
今の薬剤師✖️ラーメン屋さんは架空の例ですが、飲食と薬局を組み合わせたいと相談される方結構多いです。
(このような相談を受けるたびに、雪山にハーフパンツとビーチサンダルで登山に行く様な絵を私は想像します)
本気で起業を考えているなら、まずは職業の掛け算がうまく機能しているかどうか、しっかり考えてスタートすると良いと思いますよ。
掛け算の恐ろしいところはーの数を掛けると値もマイナスになります。
薬剤師さんは確かに薬のプロフェッショナルですが、飲食のプロではありませんよね。
飲食関係はプロでも経営が難しい、茨の道。 思いつきで経営がうまく行くほど
飲食は甘い世界ではない事が現状です。
僕は夢を否定したいわけではなく、あなたの夢を応援しています。 夢を実現してほしいからこそこの様な記事を書きました。
薬剤師✖️飲食店を成功させたいのであれば、ぜひ飲食の方も修行をしてプロレベル(味だけではなく経営も)になってから夢の飲食店✖️薬局をオープンされるとよいと思います。
あなたの夢を応援しています