【高校野球】チャンスで打てなかった長男に影の罵声が。叱咤激励の大切さ。
大盛り上がりだった今年のMLBワールドシリーズが終わりました。
僕は、チカラ的にヤンキースが優勝すると思っていました。
(なんならヤンキースよりパドレスの方が強いとも思ってました)
だってドジャースはとにかく先発ピッチャーがいない。
先発ピッチャーで計算できるのは山本さん含め 2人+半人分(?)くらい。
野手も、けが人が多い状態でしたし。フリーマンさんなんて足引きずってましたから。
しかし、結果は皆さんご存じの通り。
やっぱり大谷サンは持ってるわーって、強く思いました。
自分がケガしていても周りが打つ。
ピッチャーもハマる。
奇跡の優勝だと思ってますが、日本人として誇らしい気持ちです。
ありがとうございます。
終戦後、ヤンキースのジャッジさんへのバッシング報道があちらの国で多発していたことを知りました。
ジャッジさんはア・リーグMVP最有力候補。
シーズン中は打ちまっくて ホームランは2位と14本もの差をつけ
ダントツの本塁打王獲得。
打点、打率は大谷さん余裕越え。。
(大谷さんはナ・リーグ)
今年の大谷さんってメチャクチャ打ったイメージありますよね。
でもジャッジさんはそれ以上に打ってたんです。
(個人的には OPS:1,159ってのが驚愕なんですが)
名実ともに名門ヤンキースの大スター。
そんな大スターのジャッジさん、ワールドシリーズで犯したエラーが大炎上。
あんなスターでもここまで叩かれるんや。。アメリカだから?
ジャッジさんのご親族の心中を考えると、幾ばくか胸が痛みました。
フッと長男の高校野球 現役時の事を思い出しました。
長男は高校1年生の秋からレギュラーとなり、1年生であるにもかかわらず主に4番を任されていました。
長男高校は、複数の甲子園出場実績を有し、多くのプロを輩出してきた地元の名門校。
試合ともなれば、結構な人数のオールドファン、地元のおじいちゃん、おばあちゃんたちが観に来ます。
ところが長男に(影で)ついていたオールドファンの評価は
「練習試合で打つが、大会ではチャンスに打てない下級生の選手」
しかも長男高校の父母会の観覧は、名門校らしく学年別に横一列なり、固まって着席。
僕の真うしろにはメンバー外上級生の親御さんの視線がずらり。
長男が打った時は、ハシャグことなく淡々と拍手を送るスタイルに徹してました。
長男はホームランを打っても派手なガッツポーズは絶対にしない選手。
そこは親として助かってました。
後方から「ナイスバッティング!」と上級生の親御さんに声を掛けていただいたときは「ありがとうございます」と深々とお礼。
気のせいかもしれませんが、チャンスで打てなかったときの後方からの視線の痛さといったもう、たまりませんでしたよ。
まあ、そういう世界だからと割り切ってましたが。
何事にも光と影があります。
ある重要な大会で、長男がチャンスを壮大につぶしたことがありました。
(タイブレーク、1アウト満塁、サヨナラのチャンスで5-2-3のダブルプレー)
イニング間にがっかりしながらトイレへ行くと、
オールドファンのおじいさんたちが…
「いつまであの下級生を4番で使い続けるんだ!?なあ!!」
「○○監督のお気に入りなんじゃね~の?」
などと話す声が。。
親Tシャツの袖には息子の名前の刺繍入り。
「ばれるなよ~~」って思いながらそそくさと出てまいりました。
引退後に長男から聞いた話ですと
「そんなん慣れてた」
と。慣れるらしいです、はい。
それを聞いて
叱咤激励
をいただくということの大切さを感じた次第。
長男のメンタルも、お蔭様で強くなっていってたんですね。
本当に感謝感謝です。
親の方が気をもむわ。
ジャッジさんもそういうことも乗り越えてきたんでしょうね。
まあ、長男と比べたら、世界がライオンとミジンコほど違う話ですが。
そんなことを思い出したワールドシリーズでした。
デコピンおめでとう!
ここまで読んでいただきありがとうございました。