文学フリマ東京35に出店します
こんにちは、けいりんです
作品以外の記事を挙げるのはこれが初めてかな。
文学フリマ東京35
タイトルの通り、「文学フリマ東京35」というイベントに参加します。
文学フリマというのは、文学作品の展示即売会です。
プロ、アマ、ジャンルの垣根を越え、さまざまな出店者がそれぞれの思う「文学」作品を販売します。
日時:2022年11月20日 12:00-17:00
場所:東京流通センター(第一展示場 & 第二展示場)
詳しくはこちら。
サークル名はC.T.O.
私はサークルC.T.O.として、SFジャンルで出店します。
ブース番号はF-31(第一展示場)です。
ちなみにC.T.O.というのは、Circlus Templi Orientis の略。
ラテン語で「東方聖堂サークル」みたいな意味です。
魔術結社O.T.O.=Ordo Templi Orientis 東方聖堂騎士団のもじりです。
東方Projectとは一切関係ありません。
もちろん、こちらの男性アイドルグループとも関係ありません。
どうぞご了承ください。
お品書き
では、当日販売する作品のご紹介を。
新刊ショートショート集「らじおがたり」
新刊です!
音声配信アプリRadiotalkから生まれたショートショート集。
自主企画 #お題で創作 で、週一回お題を決めて書き、朗読してきた作品の中から、SF、恋愛、ホラー、ファンタジーなど、多彩な作品を収録。
#お題で創作 で書いた作品の一部はこのnoteでも読むことができます。
表紙はわが推しシンガーのNeneNone さんに描いていただいてます!
PVもあります!
歌と怪異と百合未満〈放課後の調律師〉シリーズ
歌の力で怪異を祓う少女たちの活躍と友情を描く連作。一見オカルトアクションのようですが、怪異と、それを歌で祓う仕組みについてはSF的な説明を施してあります。けいりん版プ◯キュアという話も。
第一巻「放課後の調律師(一)」
第一巻のこちらには、第1〜3話を収録。
第1話「乙女は完璧な静寂の中に歌を放つ」
ネット上の都市伝説にそっくりな噂に興味を持っていたクラスメートが、学校に来なくなった。現場に行ってみた師堂玲美は、偶然そこを通りかかった不破想良と出会う。二人は件のクラスメートの家に行くことになり……
第2話「耳よ、その創りしものは堕落を望むべくもない」
「同じ夢を見られるおまじない」の噂が校内に広まり始める。当初危険はないように思われていたが、昏倒したものが現れるにいたり、想良と玲美は調査を始める。
第3話「忘我より出で、時間の中へ」
三十年前、庭根高校で起こった殺人事件を繰り返すかのような怪異。それは偶然なのか。三十年前の事件の真相とは。
第二巻「逃げるべき影を持たずに私は遊ぶ」
表題作はシリーズ第四話として前作と繋がっています。
簡単な連絡一つ残して学校に来なくなった想良。連絡も取れないまま、玲美の元に届いた一つの依頼。未だ自信が持てずにいる玲美は、しかし……
その他、番外編「放課後の調理師」を収録。
番外編「魂よ、忘るるなかれ」
シリーズ前日譚。
住むもののないまま放置された親戚の家を調べてみてくれと頼まれた「僕」は、その家の前で謎の少女に出会う。中途半端な関西弁で「この家は危険だ」と訴える少女。いったいなにがあるっていうんだ、そしてこの子は何者なんだ?
ここからはシリーズ外の作品です。
青春SF×2「流れ星の行方」
片想いを応援してくれる異性の友人を襲った奇妙な出来事にまつわる物語「星に願いを」と、卒業後旅立ちの前日を何度も繰り返すことになった女の子の奮闘を描く「春色の明日」、二篇の青春SFを収録。
ちなみに「春色の明日」はアイドルグループあゆみくりかまきの「春色ディスカバリー」へのオマージュ。
二つの作品はそれぞれ独立した物語ですが、舞台を同じくする他、「片想い」「空から来たもの」「願い」などのキーワードでゆるくつながっています。
作品集タイトルはこちらの合唱曲からの借用。
ホラー×2「何処より」
表題作はホラー作家の作品をなぞるように現れた不可視の怪物にまつわる物語。ラヴクラフト「ダンウィッチの怪」へのオマージュでもあります。
もう一篇の「激闘」は、ある朝突然現れた〈あるもの〉がもたらす災害と、それをめぐって主人公たちが繰り広げる会話が、噛み合いそうで噛み合わない、日常不条理ホラーコメディ。
その他(浜松オンライン読書会創作部参加)
以上六冊、ここまで説明を読んでくださった皆様にはお分かりの通り、とてもバラエティに富んだ内容となっております。
そしてもうひとつ、N-05「浜松オンライン読書会創作部」で販売される「HODZINE」にも、アイドルSFホラー「サイバー・ファイバー・ダイバー・バイバー」が掲載されています。
こちらもよろしくお願いします。
では、皆様のご来店を心よりお待ちしております。