物流センターで働く23歳、映画『ラストマイル』を観て
こんにちは。高校5年生です。
この夏、話題となった映画『ラストマイル』。物流センターを舞台としたかつてない規模の映画です。常温のセンターですし、使っているマテハン(機械)も扱っている商品も全然違いますが、物流センター勤務としてこれは見に行っておかねば!と9月初旬、映画館へ足を運びました。感想を書いていきます。
まず驚いたのがセンターの大きさ!国内最大級の規模のセンターなのでしょう。私がこれまで訪れたことがあるセンターは委託先の人が作業しておりましたが、映画では派遣さんを大量に雇っておりました。入場ゲートも警備もしっかりしていて、入ろうと思えば誰でも入れてしまう私の職場のセンターと全然違いました。
次に驚いたのは、意外と説明が少ないこと。しっかりとした説明なしに「ピッキング」「フリーロケーション」という言葉を使っていて、一緒に映画を観に行った物流部署の同期と「一般の人分からんやろ!」と盛り上がりました。
個人的には、私は社員として毎日トータルピッキングリストを出したり、物量予測を送ったり、生産性をまとめたりしているのですが、あのセンター長と孔さんは何をしているのだろうと気になりました。ハイテクなセンターゆえ作業に少しでも遅れが生じれば円グラフが黄色や赤になって警告を出しますし、紙のリストとか出力していなさそうでしたし……。仕事風景をもっと見たかったものの、本筋とは関係ないですよね。
今作は一般のお宅に配送する物流を扱っておりますが、今後店舗への配送や、陸ではなく海や空の物流も映画のテーマになったらいいですね。
まだ見ていない方は、ぜひ映画館で物流のリアルを知ってください。
以上、「物流センターで働く23歳、映画『ラストマイル』を観て」でした。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
次の投稿でまたお会いしましょう!