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現役女子大学生がおくる「この春、noteデビューする大学生へ」

こんにちは。高校5年生です。

今回は2年ちょっとの間、noteに記事をアップしている私が、これからnoteに文章を書いてアップしようと思っている大学生の方々に向け、たった1つの助言をさせていただきます。
それは、「学生ブランドを存分に使おう!」です。

私も現在、大学生なので変なことを言っているかもしれませんが、大学生でない人から見て「大学生が考えていること、感じていること」は「一般の、ごく普通の大人が考えていること、感じていること」よりも知りたいものですし、興味がわくものです。普通の大人が考えていることは需要がないと言っているわけでは決してありません。ただ、「大学生が」とつくだけで何気ない日常の出来事でも、変哲もない考え事でも、少し特別な感じがするのです。

これは、はっきりと数字にも表れております。全ての記事に当てはまるわけではないものの、私がnoteにアップした記事のうち、タイトルに「大学生」と入れた記事は比較的多く「スキ」を押していただいている印象があります。ちゃんと数えたわけではないのですが、年末にnoteさんから閲覧数が多い記事・「スキ」が押された回数が多い記事をお知らせしていただいたときも、「大学生」をタイトルに入れた記事が上位にきておりました。

個人的には、「大学生」よりも「女子大学生」がタイトルに入っていた方が「スキ」が多くいただける気がします。これは「女子大学生」という言葉が魅力的なイメージとともに語られる言葉だからでしょう。ただ、ジェンダー的な観点から「女子大学生という言葉を入れたら読んでもらえる機会が増えるよ!だから入れよう!」とはなかなかおすすめしづらいですね。もちろん結果に出ているわけですから入れることは何も悪くないですし、入れることで女子大学生が書いた記事を探している読者が記事を見つけやすくなるメリットもあります。
ちなみに、私はあと2ヶ月半もすれば「女子大学生」と名乗ることができなくなるので(執筆当時は1月中旬)、2ヶ月半の間にたくさん使っていこうと思っております(笑)。

言いたいことがまとまりませんでした。つまりは、学生であるという強みをぜひ活かしていってくださいと伝えたかったのです。

ただし、世間の目から見た「学生らしさ」にとらわれる必要はありません。大学生が感じていること、書きたいこと、信じていること、想像していることそのものが「学生らしさ」だと思って良いのではないでしょうか。大学生のあなたが感じていること、書きたいこと、信じていること、想像していることを発信することで、それに「学生である」という付加価値がついて、より価値のあるものにレベルアップすると考えてくださいませ。

余談ですが、私は高校時代「高校生らしさ」にとらわれて困ったことがあります。大人は何かと「高校生らしい言葉で語ってください」「高校生らしい俳句や短歌を作ってください」と無茶ぶりをしてきます(笑)。真剣勝負である部活動の大会でもそれが求められ、部活の仲間と「高校生らしいって何なんだよ!!」と叫んだのを覚えております。

大学生になっても、今度は「大学生らしさ」にとらわれました。大学のパンフレットを作るとき「学生が書いた記事は明るい色を使った方が学生らしい」と、記事の周りのカラーを茶色から黄色へ変更するよう提案されたのです。

明るい色だから学生らしい……?暗い色を好む大学生もいるのに……?暗い色を好む大学生が書いた記事なのだとしたら、大人に言われて変えた黄色を使うより、大学生自身が選んだ茶色を使った方がよっぽど学生らしくないか……?

そのときの私の気持ちです。
こうした「らしさ」に困ってきた私が「学生であるという強みを活かしてnoteを利用してください」とアドバイスするなんて、と思われる方もいらっしゃることでしょう。確かに、矛盾したことを言っているように見えます。

ただ私が言いたいのは、「高校生らしい」「大学生らしい」は「高校生」「大学生」という言葉に付随するイメージに沿っていることではなく、高校生・大学生である当人がすることそのものなんですよ、ということなのです。
noteデビューされる学生の皆さんが、創作活動を存分に楽しめますように!

以上、『現役女子大学生がおくる「この春、noteデビューする大学生へ」』でした。
最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
次の投稿でお会いしましょう!

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