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スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼の感想。
コロナの影響か、割と夜遅めだったからか、映画館に自分含めて3人位しか居ませんでした(笑)。
(以降ほぼfilmarksの自分のページからの転載です)
前作よりも更にマンガチックになった感のある続編。上手く言えないのですが、ビジュアル的に「整った」主要キャスト、それぞれがはっきりとした、ある意味作り込まれ過ぎたキャラ設定、前作同様所々女言葉が使用されて且つちょっとBL要素も含まれているからでしょうか。この作風に評価が分かれるかもしれません。
しかし前作同様刑事と犯人がほぼ同じトラウマを抱え、それを克服できるかというテーマはスリリングでしたし、何故か囚人の食事に虫を混ぜるサイコパスっぽい警官(笑)、牢屋における「飴」のシーンは非現実的かなと思いつつも、なかなか面白かったです。どの方の演技も冴えてますが、イイオ・ズンの清涼剤的な存在に和みました(意外とお笑い芸人の人が役者として参加しているんですよね)。
ヒロインのマイ・シライシは車の中で結構激しく襲われたりするのですが、必死に対抗したりクラクションを鳴らして存在を知らせようとしたり行動的なのが特徴です。指摘される程演技は悪くないと思うのですが、気が強そうな迫力有るビジュアルに対し声が少し軽めで可愛い感じなのが良くも悪くもギャップを感じさせてしまうのかも。
スタッフロールの後にもちょっとだけ映像が有ります。これを観る限り、続編も制作されそうな感じです。