【第3章:適度な運動習慣の導入】
うつ病を乗り越えるためには、運動習慣を身につけることが非常に重要です。運動は心身の健康の基礎となり、メンタルヘルスにも大きな影響を与えます。
*運動がもたらすメンタルヘルス上の利点
運動をすることで、体内では様々な有益なホルモンが分泌されます。 最近では、オキシトシンの働きにも注目が集まっています<sup>[1]</sup>。
下肢の大きな筋肉を動かすことで、これらのホルモンが産生され、頭の疲れや心労の解消につながります。
運動後の改善したイメージを大切にすることで、ポジティブな気持ちを維持することができます。
*うつ病改善のための運動方法
運動の種類は多岐にわたります。YouTubeには様々な運動の動画が投稿されており、プロの整体師のチャンネルなども参考になります。
自分に合った無理のない運動を見つけ、継続することが大切です。
途中で中断してしまっても、再開する粘り強さを持つことが重要です。
*私の体験:運動習慣が与えた好影響
毎日運動をすることが難しい場合もあります。
そのような時には、太極拳のスワイショーや手の運動、足指伸ばし運動、鼻うがいなどの簡単な運動を行うことをおすすめします。
YouTubeで紹介されている筋肉をほぐす運動も効果的です。
高齢になると身体が動きにくくなりますが、これらの運動を少しずつ行うことで対応できます。
若い方は1日10分でも運動を習慣化することを心がけましょう。自分の身体を優しく労わるように、運動を続けることが大切です。
[1] Uvnäs-Moberg, K., Handlin, L., & Petersson, M. (2015). Self-soothing behaviors with particular reference to oxytocin release induced by non-noxious sensory stimulation. Frontiers in Psychology, 5, 1529. https://doi.org/10.3389/fpsyg.2014.01529