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【自分を肯定するワーク⑤】

【自分を肯定するワーク⑤】
世界のあらゆる人やものを、今、これはこうあっていいと認める(もちろん自分も)


自分を肯定したら、世界が全て肯定できるようになる。逆も然り。

これは、間違ったことに目をつぶる、ということではありません。

全てのネガティヴなもの、不十分なもの、乗り越えるべきものは、全て、理由があって存在しています。

それは、自分がどれだけ正しくても、今を生きている人間が簡単に否定できるような規模のものでありません。

本当にたくさんの人が何かを乗り越え、努力し、なおそこにあるのがそれです。

だから、そこに、まだそれがあることの奥には、ものすごい量の時間と、手数と、歴史があります。

それは、そこにあって然るべき理由があってそこにあります。

自分の存在もそうです。
自分の存在がこうなるのに、かかった時間は、数十億年。一つの人生でなんとかできるような規模ではそもそもない。
物事はシンプルですが、そう単純でもないのです。

だから、それがそこにあることは、完全に肯定できます。
もし、全ての歴史の全ての詳細を知ったとき、それがそこに、そういう形である以外、あり得なかったことが体験できるでしょう。

私たちは、
それがここに、この形であることを完全に理解し、認めることができます。
にも関わらず、私たちはそれを変容させ、まだ見ぬ姿に変えていくことができます。
そう。そう認めることは、諦めることではありません。
本当に自分の意思で、変容を進める、ということです。

今までできなかったからと言って、これからできないことの証明にはなりません。
地球の歴史を見てみれば、信じられないような形の生物が生きていて、信じられないような形の鉱物が今も地中に埋まっています。
そして、これからもそうなります。

私たちは、変化していくことができます。
だからこそ、今を肯定するということは、過去の数億年を全て肯定することであり、それは同時に、未来を肯定することなのです。
なぜなら、過去は変容の歴史そのものだからです。
 
 
今、そして、過去を全て肯定した時、自分の未来が、本当に自分のものとして動き出します。

そして、それは、そんなにややこしいことではなく、ただシンプルに、
「どれだけ不十分でも、あなたがここに、この形であることを認める」
という言葉に集約されます。

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Kouji Hanaoka
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