Obsidianのここがよかった1
Notionを使い始めてから一年が過ぎました。
溜まってきたページをデータベース化したり、とやっと自分なりに使いこなせるようになってきたところです。
Notion、大好きですが…
ただ、使い続けながらもここはどうもやりにくいな、と思っていたことがあります。
それは検索です。
新しいお菓子のレシピを作る場合、過去に作ったものを引っ張り出してきてそこからアイディアを出す、という作業が繰り返されます。
過去のあのレシピ、を探すための検索機能は必要不可欠です。
Notionでレシピを書くようになってから、そこで手間取ってしまったのです。
それならデータベースにすれば一発!
と思ってテーブルにタイトルを記入してタグ付け→ページを開いてレシピを記入、という2ステップでしばらく続けていました。
レシピがきれいに並んだデータベースを見ていると満足感は得られるものの、試作したレシピをササっと書き留めておきたいときに、この2ステップがとても負担に感じられました。
Notionに出合う前、私がレシピをまとめていたのはWindowsのメモ帳でした。
試作をしたら、作成日時と材料、作り方のポイント、オーブンの焼き時間などを名前の通りメモ程度に書き留め、お菓子の種類ごとにフォルダに分けて保存。これだけでした。
それでも検索にかければ求めるレシピはすぐに出て来たし、特に困ることはなかったのです。
それならメモ帳にもどりたいのか?
と聞かれるとそういうわけでもなく…
私にとって必要な検索機能が物足りなかった、ということが、他のツールを求めるきっかけにはなりましたが、notionでの作業が軌道に乗るまでにはかなり時間がかかりましたし、魅力的なアプリであることには違いないので、これからも使い続けたいと思います。
Obsidianを知ったきっかけ
さて、前置きが長くなってしまいましたが、本題のObsidianについてです。
年度末に27年分の教室のレシピを整理してみて、改めて情報の整理の大切さと楽しさに目覚めました。
そこでそれに関する書籍をいろいろ見ていたところ、Obsidianについて書かれていた本があったのです。
以前からObsidianの名前だけは知っていたものの、そのころはnotion以上のものはないんじゃないか、と思っていたので、聞き流していました。
今回は使ってみたい!と思い立ち、アプリをダウンロード。
Obsidianを使えるようになったきっかけ
初めてアプリを使い始めるとき、ワクワクよりも、自分に使いこなせるのだろうか?という不安の方が大きいもの。
こんなとき、動画で丁寧に説明してくださる方の存在には心から感謝です。
動画の通りに行ったところ、なんとか設定からノートの作成までができるようになりました。
とはいえ、Obsidianの機能はなかなか覚えられないし、マークダウン記法にも慣れていないので、1ノート作るのがやっとでした。
でも、Notionを使い始めたころの経験から、とにかく書いて書いて書きまくることで、いつか使いこなせるようになるんだろう、という希望を胸に、10日間ほど書き続けてみました。
Obsidianを10日間使ってみた感想
使ってみて感じたのは、Obsidianというアプリの検索機能の素晴らしさです。外部からのリンク、内部からのリンク、それにタグを利用することで、検索がとてもしやすくなりました。
Obsidian、こんな風に使っています
例えば、新しいパイ生地のレシピを試作した時のこと。
Obsidianの「新規ノート」を開いて
1. 過去のパイ生地のレシピを外部リンクから引き出して記入
2.1のレシピを元に新しいレシピを記入
3. 試作の結果を元に分量を調整し、別のレシピを試作して記入
4. 新しいパイ生地を使ったお菓子を試作してレシピを記入
5. 3.4は別のノートを開いて保存し、内部リンクだけを残す
Obsidianのメリット
こんな風に記録していくことで、それぞれのページに、すべてのバックリンク表示と、このノートがどこから生まれて来たのかが表示されます。
これは私の手掛けているお菓子の試作では大変便利で重要な機能です。
そして、まだ使い始めたばかりですが、Obsidianを使うことで日々発見があり、新鮮な気持ちにさせてもらっていることも嬉しいメリットですね。
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