お昼も近くなったので、ランチをしようと通りにあるハンバーガーショップに入った。 一昔前のアメリカチックな内装で英語を話している外国人で賑わっていた。 今年5歳になる半分人間、半分宇宙人の息子も一緒だったので、 「2人です。子ども用の椅子はありますか?」 と決まり文句を一発決めて、定員さんから指定された席に座る。 2人席に向かい合う形で座り、メニューを見ながら何を食べようかと考え始めた。 チーズバーガー、いや、アボカドが入ったやつがいいな。うわー、バンズダブルか? 舞い上が
(関西人なので関西弁で書きます。読みにくかったらごめんなさい) 先日、74歳の祖母と46歳の母、21歳の私と三人で、は〇寿司に出かけた。 道中でたわいもない話をしていたが、ふと祖母が今日の朝のニュースの話をしだした。 祖母:「最近の若い子は男女で遊びに行くと男が全部払う割合が三分の一やって。おかしくない?」←どこからの情報だよ。ソース教えてくれ。 母:「最近の子は友達でもカップルでもきれいに割り勘する人が多いよな」 私:「うん。私は全部割り勘。友達も彼氏も。」 祖母:「
「貴方にできることなら私にもできる。」 突然、隣に座る友達がそんなことを言い出すのだから、私は面食らっていた。 いや、今の一言で友達という言葉が正しいのか分からなくなったところではある。 今思えば彼女は私が褒められ、周りから頼りにされている様子をとても嫌っていた。 (今回も私が先生から頼まれごとをされた時のことだ。) 私自身は彼女の気持ちには気づいていたし、あまりいい関係ではないとも感じていた。 それと同時ではあったが少なからず彼女に対して、部活に対する努力や自分磨き
もっと可愛くなりたいと勉強し始めた化粧も、 次会った時に褒められたくて始めた筋トレも、 料理出来たら言うことないって言われてから始めた料理も、 ネガティブだった私がポジティブになったことも、 全部あなたに出会ってからだった。 きっと今のあなたの隣には、可愛くて女子力高い、スラっと美人が笑ってるんだろうな。 あなたは私に変わらないでいいといった。 「スッピンもいつもと変わらない。」 「別に太ってないよ。」 「料理出来れば文句なしだね。」 それと同時にあなたは
あんなに好きだった彼のことは一ミリも考えていない。思いも出さない。だけど新しい恋に向かい始めているわけではない。もうどうでもいいんだ。 彼から久しぶりの連絡は今日の夜電話ができるかという質問だった。数カ月前までは、私の予定なんか気にせずに連絡をかけてきていた。 彼の連絡に十二分ほど時間を空けて返事をした。 「できるよ。時間は?」 彼は五分ほど空けて返事をしてきた。 「九時半くらい?」 「了解。」 時計を見るとちょうど正午を指していた。私は九時半までに課題を終わらせよう