娘としもやけと靴下
「ママー、私の足見て、こんなに腫れてるの、なんでだと思う??すっごい痛いの」
娘の言葉にどれどれと足を見てみると、両足の薬指が見事に真っ赤でパンパンに腫れている。
「これってさ、しもやけじゃない?」
「えっ、しもやけなの?やだー」
「痒くはないの?」
「いや、痛いんだって」
まぁ、これだけ腫れていたら痛いだろうなと痛々しい足先を見て思った。
「血行悪くなっちゃうとなっちゃうみたいだから、足あっためたりしたほうがいいよ」
アドバイスはしたが、顔を歪めながら
「店頭寒いし、ヒールだからタイツ2枚重ねばきしても分厚い靴下は履けないから…」
「足先のカイロ入れるといいよ」
「うーん」
華やかな仕事に見えて苦労の多い娘の仕事。
美しく見せる為には大変だなぁと思った。
空気の流れを作らないといけない為、入口も開けっ放しの状態で寒さに耐えながら笑顔を作り足のしもやけにも耐え、よく働いてるなと。
そう思うと、スーパーのレジの方もいつも寒そうで。
昔、レジのアルバイトをしていた時、お客さんが来るたびに開く自動ドアからの風にブルブル震えたことも思い出し、今は開けっ放しというこの状況。頭が下がります。
私の園でも部屋の窓は全開です。そこにサーキュレーターも発動し、エアコンMAXでもブルブルです。
洋服を着込み、タイツ靴下重ねばきをしてどうにか寒さを凌いでおります。
ある時、みーちゃんが「みぃわさん、見て、みーちゃんの足、しもやけできた」と足の指を見せてくれました。
「痛いの?」
「痒いの」
「やだね」
「うん、でもね、お薬塗ってるから大丈夫」
「そっか、早く良くなるといいね」
「みぃわさんの子どももしもやけできちゃっていたいって。みーちゃんはなんの薬塗ってるの?」
「えー、みーちゃん、ママが塗ってくれてくれるからわからないよ。スマホで調べなー」
「そっか、スマホね、」
「あっ、だけどパパがね、なんかね、しもやけにきく方法があるって言ってたんだよなぁ、なんだっけかなぁ」
「えっ、じゃあ聞いてきてよ」
「うん」
しばらく遊んで思い出したのか、
「みぃわさん、マッサージって言ってた。お風呂でマッサージするんだって」
なるほど
「ありがとう、お家でお姉ちゃんに伝えとく」
しもやけで痒いみーちゃんの足をパパとママが薬を塗ってマッサージしてという光景が浮かびあったかい気持ちになった。
すると今度は
「みてー、血出てきちゃったよ、痛いの」
とけーちゃんがやってきた。
よくみるとこちらは手の甲があかぎれで切れて血が出ている。
「痛いね、血拭こうか」
清浄綿で拭いた後、私の手でけーちゃんの冷たい手を温める。
「あったかい」
「みぃわさんのジャンパーのポケット中もあったかいからちょっとあったまって行くといいよ」
しばらくポケットに手を入れてあったまって再び遊びにいくけーちゃん。
しもやけやあかぎれっていつの時代もあるんだなぁと思いながら、そー言えば我が家の末っ子も今年の冬早々に耳がしもやけになってたなぁと。
自転車に乗る時は耳あてした方が良いよのアドバイスに、それから毎日耳当てをして高校まで道のり40分を過ごしている。
最近は耳あて効果でしもやけで痒いとか痛いとか言わなくなったなぁ。うんうん.
そして✨✨✨今年の冬最高の靴下を見つけました💡
お正月に帰省した長男にも持たせた靴下は
「極暖」
と、写真付きで感想が送られてきました😊
「やばいね、つるつる」
この言葉。かなり気に入ってくれたようでプレゼントして良かったなって思いました。
「あったかいよね」
私も写真を送って、なんだかほんわかしました。
そして、しもやけの娘にも勿論プレゼントしました🎁
職場では履けないけれど、家に帰ってきたら履いていて
「あ〜あったか〜い」
と微笑んでいました😊