管理栄養士が教える 栄養・食事の考え方
この記事をご覧頂き、ありがとうございます!
Kandy(かんでぃー)です。
私は埼玉県で、健康を支えることを生きがいにしています。
今回は「管理栄養士が教える 栄養・食事の考え方」について、お話ししたいと思います。
食べる=生きること
皆さんもご存知の通り、人は食べずに生きることができません。
なぜなら、食べることで生きるために必要な栄養を、身体に与えているからです。
そのため、人は食べるという「行動」を遺伝子レベルで、欲求の一つとしてインプットしています。
どんなに辛いことがあって、落ち込んでいたとしても腹が減る。
いつかのドラマでも、こんなことが言われていましたね。
なぜ「栄養」ではなく、「食事」を食べるのか。
皆さんは「食事を食べる」、「食べ物を食べる」と言うことがあっても、「栄養を食べる」とは、あまり言いませんよね。
しかし先ほどもお伝えした通り、
「人は食べることで生きるために必要な栄養を、身体に与えています」
ということは、「食べること」は栄養を身体に与える「手段」であると言えます。
栄養を身体に与える手段には、他にどんなものがあるでしょうか。
食事からではなく、サプリメントからも栄養を身体に与えることができます。
また食事の中でも、必要な栄養を満たすだけを考えれば、面倒な味付け、調理などをせずに、電子レンジや茹でるだけ、味付けは塩・こしょう、なんていうのも問題ありません。
では、改めて最初の質問を考えてみましょう。
なぜ「栄養」ではなく、「食事」を食べるのか。
皆さんはどう考えますか?
次のトピックで、管理栄養士として健康の現場に関わる、私の考えをお伝えします。
食べることは幸福感を高める
私が管理栄養士として、大事にしていることをお伝えします。
食べるという行動は身体に必要な栄養素を、満たすためだけにあるのではなく、幸福感を高めることのできる、素晴らしい機会だということです。
なぜなら食事には、誰と食べるのか、どこで食べるのか、どんな形で食べるのか、何を食べるのか、様々な要因が関わっています。
例えば、「あの人と食事に行きたい」や「家族との食事が落ち着く」と感じる人は、誰と食べるかによって、食事から幸福感を得ています。
「あそこのイタリアンのパスタが絶品だから食べたい!」と言う言葉を切り取っても、パスタならどこでも良いわけではなく、「あそこのイタリアン」だからこそ食べたいのです。
この幸福感は、ただ栄養を満たすためだけの食事では、得ることができません。
だからこそ、ただ栄養を身体に与えるような考え方になってほしくないと、私は強く思っています。
終わりに
いかがでしたか。
今回は管理栄養士である私目線で「栄養・食事の考え方」についてお伝えしました。
僕自身が食事からたくさんの幸福感を得ています。
何かと「栄養素」に注目がされてしまう今だからこそ、皆さんにとっての「食事」の考え方を明確してほしいと思っています。
そのヒントになれれば幸いです。
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