生まれてから
2008.7.7 0歳
俺は生まれた
それなりに望まれてたんだと思う
愛されてた
2013.12.20 5歳
弟が生まれた
ぼくが望んだ
親が壊れた
家庭にヒビが入り始めた
2016 8歳
海外に住むことになった
嫌だった
子供の意見が聞き入れられることはないと理解した
友達も思い出もペットも置いて海外に行った
ペットは祖父母の家で預かってもらえることになった
2017 9歳
1年の約束だった海外での生活が伸びた
ペットが亡くなった 最期近くにいれなかった
海外の生活にも慣れ 楽しくなってきた頃だった
2018 10歳
病んだことを自覚した
気付いたら死にたかった
やらなきゃいけないことが多くて でもできる環境じゃなくて やらないと怒られて やったものは見られない
結果でできている世界を そして親からも結果でしか見てもらえないことを知った
2019 11歳
日本に帰ってきて少し経った
あの頃はなにを考えてたっけ
2020 12歳
小6になった
学校が統合した
初めの数週間学校に行きづらかった
徐々に メンタルが限界に近づいていた
2021 13歳
中1になった
家にいたくなくて部活を始めた
バスケ部に入って頑張った それなりに上手い方だったと思う
夏休み明け不登校になった
その後暫くの記憶がない
2022 14歳
精神科に通い始めた
フリースクールに通ってみた
行くのに45分くらいかかったから頑張らなきゃ行けなかった
2度目の大きなメンブレがあった
死ぬこと以外考えられなくて 何度も何度もシミュレーションした 実行に移しそうでスマホにかじりついてた
毎日悪夢を見てた 何かに追いかけられたり 戦ってたり 誰かが自分のせいで死んだり 殺してしまったり 夢だったとしても1つの経験 眠るのが怖くなった
2023
漢方を処方してもらい始めた どんどん調子がよくなっていった
生きることを決めた ただ死なないのではなく 生きることを
過去の自分へ
辛くて苦しくて寂しいことが多い人生だったけど 今は少し 生きるのが楽しいです
14歳の自分 生きることを決めてくれてありがとう
生まれずに済むなら生まれたくなかったのが本音だけど 生まれてしまったのなら 精一杯殺ってみる
ぼくは今 自分のことを認めてあげられるようになったよ 強くなった
これまでのこと全部乗り越えたお前は凄い
学校にも再び足を運べるようになって 教室に入れた
取り敢えず 14年間お疲れ様 凄いよ俺は
これからの自分へ
今のお前より弱いぼくが 14年必死に繋ぎ止めた命 無駄にしたら許さねぇ
楽しめ 足掻け 強くなれ 幸せになれ
死んだら許さねぇ 生きるんだお前は 死なないんじゃない 生きる 生きたことを証明しろ 生きていいことを証明しろ
誰かと地獄を生きれるようになれ
絶対これまでのことは無駄じゃない きっと なにかになる
ぼくは お前を応援している
16になった俺はなにをしているだろうか
高校生になって楽しめているだろうか
勉強は大変だろうか
活動は始められているだろうか 続けているだろうか
お前は強い 俺が保証する この先何かあっても這い上がる方法を知ってる きっとちょっとしたことじゃ倒れない
多すぎるくらい息抜きしろよ 楽しめよ 笑えよ お前は強いが弱い 天才じゃないし要領悪い 最強じゃない だから休め ゆっくり休め
もう二度と同じことをするな 苦しむのはお前だ 限界を感じたら逃げろ
お前は大丈夫だ