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画像生成AI 「蝶の人」絵画に対する認識も何処かが違う  ピカソとクリムト

 「蝶の人」とは絵画展はかなり同行している。東京が近いと有名な画家の絵画展には行く機会は多い。
 彼女から絵画の話はいっぱい聞いた。なかでもピカソとクリムトの話は記憶に強い。
 ピカソはピカソ展に行った時のことだ。「蝶の人」はピカソはあまり好きではないという。その理由も自分には考えつかないようなことだった。
 彼女が言うには「泣く女ってあるでしょう。あれって、もうお前のことは愛してないから絵のパーツとしてしか見られない、って言ってるように感じちゃうの。そういう所が、好きになれなかった理由。」と言う様な話をした。



泣く女 ピカソ作


 何だか新鮮な感想に聞こえた。女性ならではかな。絵に愛情も感情も込められていないように思えるってことなのかな。


説明と解説


感性が違う


 でもこうつけ加えた。「でもピカソにもう一回しっかり向き合ってみようと思うの。」そうか、そういう気持を持って鑑賞するんだ。自分はボーッと見ているだけだったな。
 そんな話をしたのを思い出した。
 もうひとつのクリムトの話は絵画展があったわけではない。何かの話題の折にメールでやり取りしたことだったと記憶している。
 話題になったのはクリムトの「ダナエ」である。ギリシア神話が題材の絵かと思う。アルゴンの王の娘ダナエが塔に幽閉されたがゼウスは器用にも黄金の雨になって塔に侵入してダナエとエッチしちゃうところの絵。数々の有名画家が同じ題材で描いている場面だが、クリムトの絵はとっても官能的なのである。


ダナエ クリムト作


 「蝶の人」のメールで"絵の顔が私ににていると言われたことがあって、家に飾ったのですが、何してるところかわかったら、恥ずかしくなって外しました。"という話。


いい感じだと思ったけど


やっぱり外そう

 美女であるダナエに似ていると言われて、うれしかった。けどその絵じゃ何だか自分が見られてるように感じたってことかな。と理解したのだが、どうだろう。
 たしかに何気に似ていると思えた。
 でも、なんというか少女の様な気持がある人なんだなと思った。そんな所で恥ずかしいって感じるんだと、やはり自分には全然ない感性だなって思った。
 しかしクリムトの絵は官能的に過ぎる。「蝶の人」はクリムトは琳派の影響も受けている気がするとも言ってたな。
 クリムト、実物見たことないけど、絵画展あったら「蝶の人」と見に行きたいと強く思って入るのだが。

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