ダイエットの一歩目は考え方を変えることから
ダイエットを成功させるために必要なことってなんだと思いますか?
食事をかえること?運動をすること?
確かに両方大事ですが、他にもっと大事なことがあります。
ヤセることに対して考え方を変えること
そして、食事や運動の知識をつけること
この2つがクリアできれば、ダイエットの8割は成功したと言ってもいいと思います。
今回は、”ヤセることに対しての考え方”について説明をしていきます。
結論を先に書いちゃいます。
・まずは自己分析をしよう
→日々の習慣を見直す(無駄に食べていないか、運動不足ではないか)
・長期目標を設定する(1年〜2年以上のスパンがいい)
→体脂肪率やウエストなどの数値目標と見た目などの目標
・変えれそうな習慣をリストアップし、毎日できたかどうかを検証する
→できればカレンダーなどに◯、△、×などつけておく
・必ずムリはするな!
→ストレスに感じたらあまりムリはしない
詳しい内容を今から書いていきます。
ダイエットの指導をする際に必ず聞くことがあります。
どうやってヤセたらいいと思いますか?
分からないから指導をお願いしてるんじゃん!ってイライラされそうですが、
大体返ってくる答えが、「食事を減らす」とか「走る」なんですよね。
確かにそれでヤセる人もいらっしゃいますが、大抵の人がリバウンドをします。
なぜかって?
我慢したり、何かを取り入れる習慣でヤセようとすると、どこかで必ずムリがくるからです。
ムリしてストレスが溜まり、結局また食べてしまう。
この繰り返しをしている人が多いんですよね。
ダイエットの基本は、”ムリをしない”です。
じゃあどうやってヤセるの?って思われがちですが、
まずは今の生活習慣を見直してみて、なにが取り除けそうかを考えてみましょう。
例えば、
・外食が多く食べ過ぎてしまう→外食の頻度を減らす
・職場にあるお菓子を食べ過ぎてしまう→1日◯個と決める
・毎日夜にお酒を飲んでしまう→2日に1回にする など
現状の分析ができたら、列挙した問題点のなかでなにが現実的に実行できそうかを考えてみましょう。
なるべく紙に書いて、目に見えるところに貼っておくことがオススメです。
次に目標設定です。
はじめに数値目標を作ってみましょう。
明らかに達成困難な数値目標でなくムリのない範囲の目標を長期で立ててください。
まずは今のBMIや体脂肪率を測定します。そして標準と言われている数値と比較してみましょう。
BMIでいえば18.5〜25ですが、男女ともに美容的なところでいうと19〜22程度でしょうか。
体脂肪率は体組成計によって基準値が違うので、測定した機械の基準に従ってください。(体組成計は基本的にあまり正確ではないので鵜呑みにしないでください)
次にいつまでに何kg痩せるかの目標を決めていきます。
ただ、1ヶ月で5kg痩せる!みたいな短期集中的な目標ではなく、半年〜数年の長期スパンで考えていきましょう。
おおよその数値目標ができたら、1日大体どれぐらいのカロリーを摂取すれば痩せることができるかの計算をしてみてください。
あすけんやカロミルなどのアプリを使えばすぐに計算できます。
数値目標だけだとなかなかモチベーションアップにつながりにくいので、
なりたい自分を想像しながらさらに目標を立ててみましょう。
男性であれば、
・痩せてかっこいい服を着こなしたい
・海辺で良いカラダを見せたい
・細マッチョになって自信をつけたい
女性であれば
・タイトなジーンズを履きたい
・ウエストがくびれている服を着たい
・結婚式までに二の腕を細くしたい
などでしょうか。
まずは現状分析をして目標を立てることからスタートです。
ダイエットの計画を立てたら、PDCAサイクルを回してみましょう。
ビジネスの現場でPDCAサイクルはよく使われていますが、ダイエットにも応用できます。
Plan ダイエットの計画
Do 実行(食事改善、運動など)
Check 1日〜1週間単位で生活を振り返る(計画は実行できた?)
Action 改善点があれば改善してみる
このPDCAに自分の計画を当てはめてみましょう。
例えばこんな感じ。
P 1日に食べて良いお菓子は2個まで
なるべく階段を使う
夜のお酒は缶ビール1日1缶まで
毎日体重を測定
D 上記を実行
C お菓子を食べない日があった
階段を使う頻度が増えた
毎日お酒は飲まなくても大丈夫
毎日は体重を測れなかった
A お菓子はもっと減らしてみる
お酒は2日に1缶にしてみる
毎日体重を測るのはムリ。2日に1回は測る。
現状を分析して目標を立てても普段の生活を振り返らないと、なあなあになってしまって結局は失敗してしまいます。
ですので、できればカレンダーなどに1日のプランが達成できたかできなかったかを◯✖️などで記録をしておくと良いと思います。
毎日意識して生活することで、どんな目標なら気軽に達成できるのか、絶対に達成できないい目標なのかがわかってきます。
まずは少しづつ確実にできることを増やしていきましょう。