来週の読書リスト
今週でaudibleのライブラリー(積読リスト)が空っぽになったので、おすすめを辿って新しい本との出会い探し。
①『まいにちメンタル危機の処方箋』
内田舞 著
こちらの著者は、少し前に読んだばかりの『ソーシャルジャスティス』を書いた精神科医。3月16日に配信されたばかりの新作だ。
セルフケアはとっても大事。いよいよ来月に復職を控えているので、その準備を兼ねて読んでおこうかな。
②『コンビニ人間』
村田沙耶香 著
言わずと知れた芥川賞受賞作。だけど読んだことがなかった。というのも、ここのところ小説を読むことが億劫になってきたのだ。加齢のせい? 子どものころはいくらでも読めたのに、今はどっと疲れる。というか、読むのが苦しい。感情移入しすぎるというか。
そんななか、先日の『上流階級』は気楽に読めた。
モラハラDV男とか薬物依存の母のような攻略困難な登場人物が出てこない(ヤクザは出てくる)、前向きなお仕事小説のなんと愉快なことか。これならストレスなく読める。
だから、ネットで「お仕事小説」と検索してランキングに上がっていた『コンビニ人間』を手に取るに至ったのだ。
実は、『コンビニ人間』がお仕事小説だという認識がなかった。というか、タイトルしか知らなかった(ちなみに同じ著者の『消滅世界』は既読で、めちゃくちゃ面白かった記憶がある)。まさかコンビニアルバイターのお話だったとは。しかもちょっと『消滅世界』的な怪しい匂いがするな。
③『ルーブルに学ぶ美術の教養』
木村泰司 著
この間のオフに上野へ「ウスター印象派展」を見に行った。前提として美術に対する造形が臍のゴマぐらいしかないわたしなので、「これ好きだなー!」「インパクトある!」という浅めの感想とともに雰囲気で楽しんでいる。歴史的な背景とか画家の来歴とかを知った上で鑑賞したらもっと楽しめるんだろうなと思いつつも、そこまでの情熱をもって勉強できずに今日に至ってしまった。
そうだ、そんなときこそaudibleなのでは?
というわけで、「美術」と検索して上がってきたこれを読んでみよう(という安直な動機)。
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