J1 第29節でのゴールを振り返ろう!!~Jリーグ ALL GOALs#86~
こんにちは。
今回は、2022年の明治安田生命J1リーグの第29節で生まれたゴールの動画、そしてそれぞれの凄さをまとめてみました。
第29節を振り返ると言う観点でも良い記事になっていると思いますので、ぜひご覧ください!!!
また、評価として僭越ながら、以下の3項目で5点満点で評価しています。
試合における重大さ:試合結果に対する影響度
インパクト:ゴールの形などでのインパクト
技術面:ゴールに要求される技術面
最後には、順位をまとめますので、ぜひご覧ください。
(もちろん、どんな形であれゴールはゴールです。)
明治安田生命J1リーグ第29節結果
では、あらためてJ1 第29節の結果を見てみましょう
J1第29節は、全18チームの9試合が行われました。
残留を争うガンバ、神戸の2チームがスコアレスドローで勝ち点1を上積みしたものの、磐田は大敗するなど明暗が分かれる一節となりました。
全ゴールの動画
Jリーグでは、公式Youtube 上に全ゴールの動画をカテゴリー別に挙げています。以下の動画は、J1 第29節の動画です。
試合別
ここからは、試合別にゴールを見ていきたいと思います。
それぞれのゴールにあるYouTubeのページからはゴールシーンを見ることができます。
清水エスパルスvs湘南ベルマーレ
12分 チアゴ・サンタナ(清水エスパルス)
白崎がルーズな浮き球に反応してヒールで前方へ落とす。チアゴサンタナが反応してタイミングよくディフェンスラインの裏へ抜け出し、ペナルティエリア手前から強烈なシュートを放ち、ゴール左へ決める
ゴール:チアゴ・サンタナ(11得点目)
アシスト:白崎凌兵(1アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★★☆
合計点:11/15
90+7分 ウェリントン(湘南ベルマーレ)
茨田が敵陣中央から浮き球の縦パスを供給。ウェリントンが反応してペナルティエリア中央で競り合い、頭で合わせる。シュートはゴール左に決まり、土壇場で同点に追い付く
ゴール:ウェリントン(2得点目)
アシスト:茨田陽生(2アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★★★
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★★☆
合計点:12/15
川崎フロンターレvsサンフレッチェ広島
34分 家長昭博(川崎フロンターレ)
左サイドの敵陣中央から脇坂がペナルティエリア左のマルシーニョにパスを入れると、マルシーニョはワンタッチでスルーパスを縦に入れる。走り込んでいた佐々木がペナルティエリア左のゴールライン付近からマイナスに折り返すと、ペナルティエリア中央で待ち構えた家長が左足で合わせてネットを揺らす
ゴール:家長昭博(9得点目)
アシスト:佐々木旭(2アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★☆☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★★★☆
合計点:9/15
59分 脇坂泰斗(川崎フロンターレ)
右サイドの敵陣深くからの広島のスローインを右サイドの敵陣中央でJシミッチが頭で前方にはじく。このボールを家長らがつなぎ、橘田、マルシーニョとテンポよくパスを回してペナルティエリア中央の脇坂へとボールをつなぐ。脇坂はペナルティエリア中央から反転し、冷静に蹴り込んで追加点を決める
ゴール:脇坂泰斗(4得点目)
アシスト:マルシーニョ(3アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★☆☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★★☆☆
合計点:8/15
68分 知念慶(川崎フロンターレ)
脇坂がペナルティエリア内で住吉に倒されてPKを獲得する
キッカーを務めるのは知念。右足でゴール右に蹴り込んでゴールネットを揺らし、さらに相手を突き放す
ゴール:知念慶(6得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★☆☆☆
技術面:★★☆☆☆
合計点:7/15
78分 家長昭博(川崎フロンターレ)
味方とのワンツーで佐々木が左サイドの敵陣深くに抜け出してペナルティエリア左のマルシーニョにパスを入れると、マルシーニョは右足を振り抜く。このシュートは大迫に防がれるが、はじいたボールにファーサイドで家長が反応。左足で豪快に蹴り込むと、シュートはゴールネットに突き刺さる
ゴール:家長昭博(10得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★☆☆☆
技術面:★★★☆☆
合計点:8/15
浦和レッズvs柏レイソル
7分 松尾佑介(浦和レッズ)
大久保が中盤のポケットに顔を出して知念からの縦パスを受け、詰めてきた染谷を巧みなボールタッチでかわして一気に攻撃のスピードを上げる。大久保はペナルティアーク手前まで運んで縦にスルーパスを送り、抜け出した松尾が左足を振り抜く。グラウンダーのボールがゴール右下に吸い込まれ、先制に成功
ゴール:松尾佑介(4得点目)
アシスト:大久保智明(2アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★☆☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★★☆☆
合計点:8/15
24分 アレックス・シャルク(浦和レッズ)
伊藤がMFとDFのライン間で岩尾の縦パスを受けて前を向き、すかさず最終ラインの裏へスルーパスを供給。これに反応したのはAシャルク。左から中央へダイアゴナルに走って対応する染谷を置き去りにし、佐々木との1対1を迎える。一度は駆け引きに負けるも、こぼれ球を冷静に押し込んで追加点を獲得
ゴール:アレックス・シャルク(1得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★☆☆☆
インパクト:★★☆☆☆
技術面:★★☆☆☆
合計点:6/15
57分 知念哲矢(浦和レッズ)
右CKを獲得する。キッカーの岩尾がアウトスイングの鋭く曲がるクロスを入れると、ニアサイドの明本が左足のアウトサイドで触る。大外にいたフリーの知念が冷静に流し込み、3点目を挙げる
ゴール:知念哲矢(1得点目)
アシスト:明本考浩(5アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★☆☆☆
技術面:★☆☆☆☆
合計点:6/15
85分 アレクサンダー・ショルツ(浦和レッズ)
関根がドリブルでペナルティエリア左の深い位置に進入し、腰を振ってマイナスにグラウンダーのパスを送る。これがスライディングでブロックした北爪の左腕に当たり、PKの判定が下る
キッカーはAショルツ。右足で放ったシュートは佐々木に読まれていたが、コースの正確さとスピードが勝ってゴール左のネットを揺らす
ゴール:アレクサンダー・ショルツ(5得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★☆☆☆
技術面:★★★☆☆
合計点:8/15
89分 細谷真大(柏レイソル)
中盤で細かくパスをつなぐ。一度はDFにボールを奪われるが、小屋松が柴戸から奪い返し、最後は武藤がペナルティエリア中央から左足でゴール左を狙ってシュートを放つ。これは鈴木の素晴らしい反射神経に阻まれるが、こぼれ球を「ストライカーの嗅覚」で見逃さなかった細谷が冷静に押し込んで1点を返す
ゴール:細谷真大(8得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★☆☆☆☆
インパクト:★★☆☆☆
技術面:★☆☆☆☆
合計点:4/15
横浜Fマリノスvsアビスパ福岡
14分 アンデルソン・ロペス(横浜Fマリノス)
水沼がペナルティアーク内に縦パスを送ると、西村がダイレクトでAロペスにつなぐ。Aロペスはペナルティエリア中央でボールを受けると、左足で冷静にゴール右に流し込み、先制に成功する
ゴール:アンデルソン・ロペス(9得点目)
アシスト:西村拓真(1アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★★☆☆
合計点:9/15
京都サンガF.C.vs鹿島アントラーズ
20分 山崎凌吾(京都サンガF.C.)
川崎が敵陣中央から左足で絶妙な縦パスを供給。ペナルティエリア中央の狭いスペースで反応した山崎が、相手を背負いながら巧みなトラップで反転して左足を振り抜く。低いシュートがゴール右に決まって先制に成功
ゴール:山崎凌吾(1得点目)
アシスト:川崎颯太(3アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★☆☆☆
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★☆☆
合計点:9/15
76分 ディエゴ・ピトゥカ(鹿島アントラーズ)
安西が左サイドからエヴェラウドとのワンツーを使ってペナルティエリア手前の中央へ切れ込む。安西が浮き球のパスを出すと、ゴール前に入ったDピトゥカが胸でトラップし、左足を振り抜く。低いシュートがゴール左隅に決まって同点となる
ゴール:ディエゴ・ピトゥカ(1得点目)
アシスト:安西幸輝(1アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★★☆
合計点:11/15
ガンバ大阪vsFC東京
スコアレスドローのため、得点シーンはなし。
試合のハイライトはこちらから↓
セレッソ大阪vsサガン鳥栖
52分 鈴木徳真(セレッソ大阪)
キッカーの山中は左足でアウトスイングのクロスを上げるが、岩崎に頭でそらされてこぼれ球を藤田にクリアされてしまう。しかし、最後はペナルティエリア手前の中央から鈴木が右足で強烈なミドルシュートを放つ。すると、ボールはクロスバーにぶつかりながらもゴールに吸い込まれる
ゴール:鈴木徳真(2得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★★
技術面:★★★★★
合計点:13/15
82分 本田風智(サガン鳥栖)
長沼が右サイドの敵陣深くから右足で高めのクロスを供給すると、ファーサイドでジエゴが頭で後方に落とす。落としに反応した手塚が巧みなスルーパスを縦に供給すると、ジエゴがペナルティエリア左からワンタッチで中央に折り返す。最後はゴール前で反応した本田が落ち着いてゴールに蹴り込み得点を奪う
ゴール:本田風智(5得点目)
アシスト:ジエゴ(3アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★★★
合計点:12/15
90+3分 ジェアン・パトリッキ(セレッソ大阪)
右サイドの敵陣中央から清武が右足で高精度のクロスを供給すると、ファーサイドでJパトリッキが頭で合わせる。すると、ボールはJパトリッキの足に当たってゴール左に吸い込まれる。値千金の勝ち越し弾を挙げる
ゴール:ジェアン・パトリッキ(4得点目)
アシスト:清武弘嗣(3アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★★★
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★★☆☆
合計点:11/15
ヴィッセル神戸vs名古屋グランパス
スコアレスドローのため、得点シーンはなし。
試合のハイライトはこちらから↓
北海道コンサドーレ札幌vsジュビロ磐田
10分 福森晃斗(北海道コンサドーレ札幌)
キッカーの福森は左足で直接ゴールを狙う。カーブの掛かった美しいシュートはゴール右上の隅に吸い込まれ、先制に成功する
ゴール:福森晃斗(1得点目)
アシスト:なし
評価
試合における重大さ:★★☆☆☆
インパクト:★★★★★
技術面:★★★☆☆
合計点:10/15
21分 ガブリエル・シャビエル(北海道コンサドーレ札幌)
田中駿が右サイドの敵陣中央からペナルティエリア手前の中央へパスを送ると、興梠はペナルティエリア右へパスを送る。抜け出した金子がペナルティエリア中央へマイナス方向の折り返しのパスを供給すると、走り込んだGシャビエルが右足で合わせる。追加点を奪う
ゴール:ガブリエル・シャビエル(1得点目)
アシスト:金子拓郎(4アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★☆☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★☆☆☆
合計点:7/15
90分 高嶺朋樹(北海道コンサドーレ札幌)
Lフェルナンデスを中心に左サイドでパスを回すと、チャンスを作る。高嶺がペナルティエリア左へパスを送ると、反応したスパチョークは縦にスルーパスを出す。受けた高嶺は角度のないところから左足でボールを蹴ると、これが相手DFに当たってコースが変わり、ネットを揺らす
ゴール:高嶺朋樹(2得点目)
アシスト:スパチョーク(3アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★☆☆☆
合計点:8/15
90+6分 小柏剛(北海道コンサドーレ札幌)
金子が右サイドの敵陣中央からペナルティエリア右へスルーパスを送ると、小柏が受ける。小柏は少し右へ持ち出すと、右足でシュートを放つ。これがネットを揺らし、リードを4点に広げる
ゴール:小柏剛(1得点目)
アシスト:金子拓郎(5アシスト目)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★☆☆
技術面:★★★★☆
合計点:10/15
ベストゴール
それぞれのゴールに対しつけていた15点の評価のうち、上位であったものを紹介します。
第2位タイ
清水エスパルスvs湘南ベルマーレ
得点者:ウェリントン(湘南ベルマーレ)
評価
試合における重大さ:★★★★★
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★★☆
合計点:12/15
第2位タイ
セレッソ大阪vsサガン鳥栖
得点者:本田風智(サガン鳥栖)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★☆
技術面:★★★★★
合計点:12/15
第1位タイ
セレッソ大阪vsサガン鳥栖
得点者:鈴木徳真(セレッソ大阪)
評価
試合における重大さ:★★★☆☆
インパクト:★★★★★
技術面:★★★★★
合計点:13/15
最後に
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