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J1 第2節でのゴールを振り返ろう!!~Jリーグ ALL GOALs#3~

こんにちは。
今回は、2022年の明治安田生命J1リーグの第2節で生まれたゴールの動画、そしてそれぞれの凄さをまとめてみました。
開幕戦を振り返ると言う観点でも良い記事になっていると思いますので、ぜひご覧ください!!!

また、評価として僭越ながら、以下の3項目で5点満点で評価しています。
 試合における重大さ:試合結果に対する影響度
 インパクト:ゴールの形などでのインパクト
 技術面:ゴールに要求される技術面
最後には、順位をまとめますので、ぜひご覧ください。
(もちろん、どんな形であれゴールはゴールです。)

明治安田生命J1リーグ第2節結果

 では、あらためてJ1 第2節の結果を見てみましょう。

 新型コロナウイルスが、FC東京で蔓延してしまったため、FC東京vs名古屋グランパスの一戦は中止となり、4月20日に実施予定です。
 そのため、現時点(2022年4月7日)で実施済みの8試合で生まれたゴールに関して取り上げていきたいと思います。

全ゴールの動画

 Jリーグでは、公式Youtube 上に全ゴールの動画をカテゴリー別に挙げています。以下の動画は、J1 第2節の動画です。

試合別

 ここからは、試合別にゴールを見ていきたいと思います。
 それぞれのゴールにあるTwitter、YouTubeのページからはゴールシーンを見ることができます。

ジュビロ磐田vs清水エスパルス

9分 鈴木唯人(清水エスパルス)

 磐田が前線の杉本選手にボールを渡しためを作ったところを、清水のDFがボールカット。ラフになったボールに対し、後方から猛スピードで神谷選手が追いかけ、ボールをカット。
 攻撃から守備への切り替えが一瞬遅れた磐田のDFは間に合わず、神谷選手のスルーパスに対し、相手は足すら出ず。入れ替わった鈴木選手がゴール前まで一人で運び、最後は自分でゴールネットを揺らした。
 このゴールで2022年の静岡ダービーは幕を開けた。

評価
 試合における重大さ:★★★★☆
 インパクト:★★★☆☆
 技術面:★★★☆☆
 合計点:10/15

23分 鈴木雄斗(ジュビロ磐田)

 ジュビロ磐田は後方からの組み立てを図る中で、大井選手が前線にロングパスを蹴り込む。相手DFの頭上を超えて、背後に流れたボールに対し、後方から走り込んだ鈴木選手が足を伸ばしてボールに触る。触ったボールは弧を描いて、GKの権田選手の頭上を超えゴールイン!
 同点に追いつく。

評価
 試合における重大さ:★★★★☆
 インパクト:★★★★☆
 技術面:★★★★★
 合計点:13/15

67分 中山克広(清水エスパルス)

 後方からのロングパスをピッチ中央で受けた神谷選手が、右サイドからフォローに来た鈴木選手に落とす。ワンツーのような形で、体を反転させ、前を向いた神谷選手は左サイドに開いた中山選手へとパスを出す。
 磐田の伊藤選手と対峙した中で、内側から片山選手がランニングをすることで、磐田DFの重心がブレ、一瞬反応が遅れた。そして、中山選手の前に若干のシュートスペースが生まれ、中山選手は丁寧にファーポストに突き刺した。
 このゴールで、清水は勝ち越しに成功した。

評価
 試合における重大さ:★★★★☆
 インパクト:★★★★☆
 技術面:★★★★☆
 合計点:12/15

セレッソ大阪vs京都サンガFC

34分 武富孝介(京都サンガFC)

 コーナーキックからのゴール。
 キッカーの松田選手がファーサイド目掛けてかなり高い弾道のボールを入れる。高い打点で競り勝ったアッピアタウィア選手が叩きつけてシュートを打つも惜しくもポストに直撃。こぼれ球にゴール前の武富選手が合わせゴールイン。

評価
 試合における重大さ:★★☆☆☆
 インパクト:★★☆☆☆
 技術面:★★☆☆☆
 合計点:6/15

48分 乾貴士(セレッソ大阪)

 京都のパス回しに対し、セレッソの中原選手がチェイシング。ボールがこぼれたところを前線の加藤選手が回収したセレッソは一気に攻撃に向かう。加藤選手がDF2枚を引きつけて、左側のフリーの清武選手へとパスを出す。清武選手はゆっくりボールを持ち出すことで、その動きに京都のDFはついていく。
 それと同時に、左サイドから猛スピードで斜めに走ってきた乾選手へ清武選手がスルーパスを出し、滑り込みながらゴールへと流し込む。

評価
 試合における重大さ:★★★☆☆
 インパクト:★★☆☆☆
 技術面:★★★★☆
 合計点:9/15

北海道コンサドーレ札幌vsサンフレッチェ広島

11分 興梠慎三(北海道コンサドーレ札幌)

 ピッチ中央で、ガブリエル・シャビエル選手がごねて、こぼれ球を興梠慎三選手が拾う。左サイドに張っていた、ルーカス・フェルナンデス選手へとパスを繋ぎ、ボールキープをする。後ろからサポートに来た、福森選手がボールを回収し、シュートモーションに入るが、広島のDFが体をはりシュートを打たせない。
 ボールはゴール前にこぼれ、ゴール前で張っていた興梠慎三選手が流し込み、先制に成功する。

評価
 試合における重大さ:★★★☆☆
 インパクト:★★☆☆☆
 技術面:★★★☆☆
 合計点:8/15

54分 森島司(サンフレッチェ広島)

 バイタルエリア中央で、広島の塩谷選手が前にスペースがある状態でボールを受ける。相手CBの間で、森島選手がボールを受けると、クロスに走った永井選手の動きに釣られた札幌DFは森島選手に多少のスペースを与えてしまう。
 その空いたスペースにボールを運んだ森島選手が、最後はグラウンダーで流し込み同点。

評価
 試合における重大さ:★★☆☆☆
 インパクト:★★☆☆☆
 技術面:★★★★★
 合計点:9/15

鹿島アントラーズvs川崎フロンターレ

2分 知念慶(川崎フロンターレ)

 後方からビルドアップを行いたい鹿島は、CBの関川選手が前にパスを繋ごうとするが、前線から絶妙な距離感で守備を行なっていた知念選手の足にあたってしまい、ゴール前でボールを奪われる。
 ボールを奪った知念選手は、ファーポスト目掛けて強烈なシュートを放ち、先制に成功する。
 シュート技術や守備技術ももちろんだが、鹿島にとっては勿体無い失点。

評価
 試合における重大さ:★★★★☆
 インパクト:★★☆☆☆
 技術面:★★★★☆
 合計点:10/15

17分 佐々木旭(川崎フロンターレ)

 コーナーキックからの得点。
 キッカーの脇坂選手が放ったボールは、川崎・鹿島の選手の頭上を超え、ゴール前に。ゴール前で小林選手の頭に当たり、若干コースが変わったボールは鹿島DFにとってノーマークであるファーポストへと向かっていく。後方から詰めてきた大卒ルーキーの佐々木選手が、うまくインステップで合わせ、プロ初ゴールを記録する。

評価
 試合における重大さ:★★★☆☆
 インパクト:★★★★☆
 技術面:★★★★☆
 合計点:11/15

浦和レッズvsガンバ大阪

83分 福田湧矢(ガンバ大阪)

 浦和の岩尾選手が退場したことにより、数的有利になったガンバ大阪は右サイド後方からパスを繋ぎ、ラインを押し上げる。
 小野瀬選手が前にうき球でパスを出すと、前方の石毛選手がヒールパスで折り返す。この動きで、浦和DFを完全に剥がしたガンバ大阪は、ピッチ中央より少し右サイドの位置で山本選手がボールをコントロールし、左サイドへとパスを繋ごうとする。
 一番近くにいた、選手が足を出すもののコントロールはできず、ボールは奥の福田選手の前に。福田選手の遠めからのシュートは、シュートブロックしようと足を出した岩波選手に当たり、コースが変わりゴールイン。
 値千金の先制弾を叩き込む。

評価
 試合における重大さ:★★★★★
 インパクト:★★☆☆☆
 技術面:★★★☆☆
 合計点:10/15

サガン鳥栖vs湘南ベルマーレ

24分 藤原悠汰(サガン鳥栖)

 後方から堀米選手が前線のスペースにボールをだす。岡本選手と競争のような形になった岩崎選手がそのボールに追いつくと、後方からサポートに来た堀米選手のもう一度ボールを預ける。
 堀米選手が、アーリ気味の速いクロスをファーポストに入れると、前線の藤原選手がうまく合わせてゴールイン!

評価
 試合における重大さ:★★★☆☆
 インパクト:★★★★☆
 技術面:★★★★★
 合計点:12/15

68分 町野修斗(湘南ベルマーレ)

 バイタルエリアで激しい守備に見舞われた鳥栖は、GKまでボールを下げる。GKの朴選手のおしゃれなトラップは、ボールが長くなり、前線から守備に入ってた瀬川選手と交錯する。
 こぼれ球に詰めていた、町野選手が無人のゴールに流し込む。まさに、湘南スタイルを体現した一撃。

評価
 試合における重大さ:★★★☆☆
 インパクト:★★★☆☆
 技術面:★★★☆☆
 合計点:9/15

ヴィッセル神戸vsアビスパ福岡

スコアレスドローのため、得点シーンはなし。

柏レイソルvs横浜Fマリノス

5分 アンデルソン・ロペス(横浜Fマリノス)

 センターサークル前らへんでボールを持ったアンデルソン・ロペス選手が前を向いて仕掛ける。左サイドに張っていたエウベル選手へと展開されたボールは、インナーラップを仕掛けた 永戸選手の前方のスペースに。
左足の速いクロスはGKのキム・スンギュ選手のもとへいくが、キャッチはできず弾く形に。詰めていたアンデルソン・ロペス選手が押し込み先制に成功する。

評価
 試合における重大さ:★☆☆☆☆
 インパクト:★☆☆☆☆
 技術面:★★★☆☆
 合計点:5/15

24分 細谷真大(柏レイソル)

 柏レイソルのDFが、マリノスのDFラインの裏に長いボールをラフに蹴り込む。エドゥアルド選手と細谷選手が競争の形になるが、途中でエドゥアルド選手はGKの高丘選手に処理を任せる。
 処理を任せられた高丘選手は浮き球であるが、左サイドに幅をとったエドゥアルド選手にパスを渡す。エドゥアルド選手は、浮き球をダイレクトで繋ぐことで処理をしようとするが、そのボールが前線から守備に行っていたマテウス・サヴィオ選手に当たってしまい、ボールロスト。
 一時的に2vs1の構図になってしまったマリノスは、畠中選手が幅を閉じようとするが、逆サイドに幅をとった細谷選手がフリーに。案の定、そこへパスが出され、細谷選手は落ち着いて流し込む。

評価
 試合における重大さ:★★★☆☆
 インパクト:★☆☆☆☆
 技術面:★★★☆☆
 合計点:7/15

60分 ドウグラス(柏レイソル)

 後方から繋ごうとするマリノスに対し、数的有利になった柏レイソルの選手たちは人数をかけて激しいプレスを行う。高丘選手のキックは体を投げ出した細谷選手に当たり、前に飛ばず、ゴール前のドウグラス選手の足元に渡ってしまう。
 ドウグラス選手は落ち着いて、流し込み逆転。

評価
 試合における重大さ:★★★☆☆
 インパクト:★☆☆☆☆
 技術面:★★★☆☆
 合計点:7/15

90+2分 小屋松知哉(柏レイソル)

 マリノスが二人の選手が退場したことにより、この試合は11人vs9人という異様な構図に。
 最後方から、古賀選手が前線にラフなボールを蹴ると、小屋松選手が入れ替わりGKと1vs1の局面を作り出す。最後は、GKの股を抜いてゴールイン。決定的な一撃を沈める。

評価
 試合における重大さ:★★☆☆☆
 インパクト:★☆☆☆☆
 技術面:★★★☆☆
 合計点:6/15

FC東京vs名古屋グランパス

 FC東京がチーム内で新型コロナウイルスが蔓延してしまったことにより、試合中止。
 代替日程として、4月20日での開催が予定されている。

ベストゴール

 それぞれのゴールに対しつけていた15点の評価のうち、上位であったものを紹介します。

第2位タイ

対象試合:ジュビロ磐田vs清水エスパルス
得点者 :中山克広(清水エスパルス)

評価
 試合における重大さ:★★★★☆
 インパクト:★★★★☆
 技術面:★★★★☆
 合計点:12/15

第2位タイ

対象試合:サガン鳥栖vs湘南ベルマーレ
得点者 :藤原悠汰(サガン鳥栖)

評価
 試合における重大さ:★★★☆☆
 インパクト:★★★★☆
 技術面:★★★★★
 合計点:12/15

第1位

対象試合:ジュビロ磐田vs清水エスパルス
得点者 :鈴木雄斗(ジュビロ磐田)

評価
 試合における重大さ:★★★★☆
 インパクト:★★★★☆
 技術面:★★★★★
 合計点:13/15

最後に

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