J3リーグ MF編 ~『「俺の」Jリーグアウォーズ 2022』 #17~
*記事編集日:2022年12月6日
2022シーズンも終了し、2023シーズンに向けて各チーム戦力補強などを行なっています。
そのような中で、来シーズンの展望ではなく、「1人のJリーグファン」として勝手に、個人的な主観でJリーグアウォーズを行いたいと思います。
今回は、J3最優秀MF賞を発表したいと思います。
J3最優秀MF賞とは
この賞は、2022のJ3リーグの中で、MFとして、守備および攻撃においてチームに貢献し、チームの成績や勝ち点獲得への貢献度が高い選手を選出するものです。
ノミネート選手紹介
ノミネート選手は以下の3名です。
①横山暁之(藤枝MYFC)
2022シーズン成績
31試合出場
13得点8アシスト(得点ランクリーグ6位&アシストランキング リーグ3位)
1試合平均プレー数
48.3
1試合平均敵陣パス数
26.4(リーグ8位)
1試合平均自陣パス数
10.6
1試合平均ロングパス数
2.5
ロングパス成功率
57.1%
1試合平均タックル数
1.7
タックル成功率
73.1%
1試合平均インターセプト
0.3
被ファウル数
48
ファウル数
39
警告
3
退場
0
藤枝MYFCの攻撃の中心です。
北陸大学卒業後は、1年間の浪人期間を挟み、昨季藤枝に加入すると、昨季は6試合の出場にとどまりましたが、今季は開幕より出場機会を掴むと31試合に出場とほとんどの試合に出場しました。
あと少しで二桁得点二桁アシストを達成する勢いで、年間を通して20得点以上に直接的に関与しました。
敵陣パス数が多く、相手陣に攻め込んだ時に強みを大きく発揮したと言えるでしょう。
②水野泰輔(藤枝MYFC)
2022シーズン成績
30試合出場
3得点2アシスト
1試合平均プレー数
67.2
1試合平均敵陣パス数
30.3(リーグ3位)
1試合平均自陣パス数
28.5
1試合平均ロングパス数
5.3
ロングパス成功率
51.3%
1試合平均タックル数
2.2
タックル成功率
75.4%
1試合平均インターセプト
0.4(リーグ6位)
被ファウル数
32
ファウル数
34
警告
5
退場
0
藤枝MYFCの中盤の軸。
多くの試合に出場した今季は、得点・アシストが少なく直接的に関与した得点数という観点では、横山選手の足元にも及びません。
一方で、攻撃的なポジションを得意とする選手でありながら、インターセプト数が多いなど守備面での貢献度も高く、今季の水野選手は攻守両面に欠かせない選手であったと言えます。
③諸岡裕人(福島ユナイテッドFC)
2022シーズン成績
32試合出場
2得点3アシスト
1試合平均プレー数
84.3(リーグ2位)
1試合平均敵陣パス数
33.6(リーグ1位)
1試合平均自陣パス数
39.3
1試合平均ロングパス数
10.1
ロングパス成功率
76.2%
1試合平均タックル数
3.5(リーグ3位)
タックル成功率
68.1%
1試合平均インターセプト
0.3
被ファウル数
63(リーグ2位)
ファウル数
50
警告
7(リーグ2位)
退場
0
福島ユナイテッドの軸です。
プレー関与数、敵陣、自陣のパス数がいずれもリーグトップレベルの数値を残しており、被ファウル数もリーグトップレベルと相手にとって嫌な位置に入っていっていたことが伺えます。
チームのJ2昇格はなりませんでしたが、個人昇格をしても不思議ではない選手です。
2022 J3 最優秀MF賞
私が思う、最優秀MFは
福島ユナイテッドFCの諸岡裕人選手です!!
プレー関与数を見ても、リーグトップレベルであり自陣・敵陣ともにパス数がリーグ上位と今季の福島の軸であったことは間違いがなく、クラブが優勝したなどというわけではありませんが、今季のJ3で最も輝いたMFと言っても問題ないでしょう。
最後に
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