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「麹(こうじ)生活」 続けて2歩目~『甘酒(あまざけ)』に挑戦~
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前回、麹水で初めて麹にチャレンジし、この勢いで次のステップへ行きたいところ。7日続けたファスティング(=断食)の回復食として、
「甘酒を作ってみよう!」と思い立った。(ファスティングの体験記は、こちらから。)甘酒なら、お腹にもやさしいし、回復食に最適だ♪♪
甘酒は『飲む点滴』と呼ばれるくらい、栄養が豊富だというのは有名な話。それで、ずーーっと前から、甘酒を飲みたかったが、韓国でもアメリカでもすぐに飲める状態では売っていない。当然、自分で作るしかない!。
「あ~、面倒くさいの嫌だな~!」ってことで、なかなか重い腰が上がらなかった。
でも、この前の麹水で小さな一歩を踏み出してから、「麹って難しそう」というイメージが払拭された。麹水が、私に勇気を与えてくれたのだ。
台所の奥~~から取り出した、こちらの代物(しろもの)。
実は、日本ー韓国経由ーアメリカで、スーツケースに大事に持ってきていた『乾燥:玄米麹(げんまいこうじ)』。や~~っと、この子の出番が来たよ~~(涙)。
使う機械は、アイリスーオーヤマの「ヨーグルトメーカー」。
一時期、「豆乳ぐるぐるヨーグルト」にハマった時に買ったもの。これも久しぶりの登場だ。初めてなので、このヨーグルトメーカーに付属していたレシピに沿って作ってみる。
ご飯を1合炊いて、熱湯250mlを入れ、しっかりかき混ぜる。ご飯全体になじんだら、水150mlを加えて温度を下げる。(麹菌は高温に弱いから、温度を下げるらしい。)そこに米麹を入れ、混ぜる。
付属の専用容器に入れたら、、、
お~っとっと!!あふれちゃうよ!!分量どおりに作ってるのに、あふれちゃうってなぜなんだ、アイリスオーヤマさん!?私がテキトーだからか!?
丁度良いサイズのタッパーがあったので、あふれた分はそれに入れ、無事に機械にセットできた。
「温度60℃」、「9時間」に設定して、後は待つのみ~~。
なんだぁ~~、甘酒も超簡単じゃん!!!麹水ほどでは無いけれど、ご飯を炊くのと、お湯を沸かすだけじゃん!
やっとできた~!!!
味は・・・? わ、美味しい!ちゃんと、ほんのり甘くなってる!!ちょっと玄米の粒々が口に障(さわ)るけど、、、。玄米麹じゃなくて、普通の米麹(=白米麹(はくまいこうじ)だったら、もっと飲みやすくて美味しかっただろう。。。
そもそも、なぜ玄米麹にしたのか?というと、
「なんとなく、玄米の方が栄養価が高くて身体に良さそうだったから」。
実際には、白米麹と玄米麹、どういう使い分けをすれば良いのだろう?
白米麹の特徴
・全国に普及されている。(日本の一般の発酵食品:味噌、酒、甘酒、酢などは、基本的に全て白米麹を使用。
・玄米麹より、甘味があり、味にクセがない。
・醗酵香(はっこうこう)がさわやか。
玄米麹の特徴
・全国的に珍しい。
・ほのかな苦味やえぐ味を含んだ甘味が個性的。
(確かに、ちょっと苦味を感じる。それで子供たちは嫌がったのか?)
・醗酵の時の香りに深みがある。
つまり、白米麹は一般向け、玄米麹はマニア向け、ってところかな?
玄米麹で作ったお味噌は、深いコクと味が出るので人気らしい。
玄米麹を使うと、甘酒に少し苦味が出てしまうし、甘さも白米麹ほど出ないらしいので、今度から甘酒には白米麹を使うことにしよう。
そうすれば、きっと子供たちも美味しく飲んでくれるだろう♪
そもそも、玄米の栄養を摂りたかったら、
麹を混ぜる「ご飯」の方を玄米にすれば良いのだ~~!!
今回は、
「麹:玄米」+「ご飯:白米」
の組み合わせたったが、
逆にして、
「麹:白米」+「ご飯:玄米」
これでいってみよう~~!!!
以上。