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心の状態と発育発達はカラダに出る。
「こどものからだラボ」をやっていますが、こどもですが、ある意味対象は保護者です。
保護者の皆さんに理解をして欲しいなぁ、という思いがあります。
からだから見る育児は、娘が生まれてから書き続けていますが、その前にも女性の心とカラダ、妊娠出産の記事は書いています。
夫である、骨盤先生のおかげで、出版する機会にも恵まれました。
ただ、、、なかなか、この「からだから見る育児」の書籍化は、進まなかったので、結果的に冊子を作って販売を開始したのでした。
(タイムリーに過去の書籍出版でお世話になったNさんが独立したというので、編集のご依頼をして冊子配布までに至りました♪)
冊子のメリットは、名刺がわりに「育児をカラダから見てみようよ」という投げかけがしやすい事。
デメリットは、そろそろ、紙よりデジタルの方が楽なお母さんが増えていること。なので、ダウンロード版も配信しています。
お会いできない保護者の方にも、これを読んでいただければ、「からだから見る育児」の概略はわかります。
幼稚園での取り組みは・・・
◆ 園児の足測定と診断してカルテ配布
◆ 保護者向けのからだ教育「ママのためのからだ塾」
そのほか、「0歳からのからだ教育」など・・・
◆ 親子からだ面談
◆ 幼稚園教諭向け「0歳からのからだ教育」「からだから見る育児」と、先生が自分自身をメンテナンスするからだ教育を実践して、連動しています。
◆ 「からだから見る育児」のコラム連載や、園で配布する新聞などに寄稿。
◆ 「からだ教育」をまとめたウェブサイト運営
(幼稚園保護者のみが閲覧できる。)
2011年から始まったこの取り組みは、7年を経過しますが、年々お母さんたちの意識が高まってきているのを感じます。
幼稚園の中でも、最初は「周知してもらう」が重要課題でした。
からだの状態を観察したり、今起きていること、からだから見てみようよ!という観点を伝えるのは、新しい観点である所以、まず興味を持ってもらう、という所に時間がかかりました。
それでも、最初は先生方の研修にもじっくり時間をかけて、約2年間は、先生向けに実施。時間が取りにくい職員のみなさんには、1回の講習時間を短めに、2年間かけて「からだ教育」の講習会。
先生方の足裏も毎年測定して、ご自身のバランスの変化も見て、そして、ご自身でメンテナンスを意識してもらうよう、研修とフィジカルメンテナンスのサポート両面を実施しています。
幼稚園全体で「からだ教育」を意識して頂き、よりスムーズな成長のサポート体制を作っています。
とはいえ・・・平山と私2名でのサポートですから、限りもあります。
毎月の訪問の中で、できることは精一杯お届けするという体制。
理解してくださる方々が少しずつ増えてきています。
次の段階へ進めそうな予感も。
足裏から見るからだ、そして、からだから見る育児。
共に、お母さんの笑顔が着地点。
お母さんがほっとして、笑顔になれば、こどもも笑顔に。
おねしょや便秘、歯ぎしりとか、頭痛とか・・・
結構「体」が教えてくれているサインが多いです。
現代の情報過多な社会では、どうしても緊張状態になりがち。
これは、親子ともに・・・なんですよね。
その緊張状態をどれだけ早く回避するか?がカギになる、と断言できるんです。7年間ずっと親子面談を通して、その緊張が経過するだけで改善した例がいくつも・・・
その改善の先には、お母さんの笑顔なんです。
その笑顔の行方をサポートしたい。
それが「からだ教育」の在り方です。
賛同してくださる方、そしてこの考え方を取り入れたい!という方と一緒に作り上げていくものだな、と7年経って気づきました。
私自身の「学び」もまだまだ足りていない為、新たなスタートも検討中。
時間をかけてコツコツやってきた事を、世界中(我が娘流だと、宇宙全部)の親子の笑顔の行方をサポートします!
賛同してくだる方のお声かけ、いつでもお待ちしております♪
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