足裏と呼吸を測ってみよう
世界中のママに伝えたい! 心身のアウェアネスナビゲーターこつばんママです。
足裏測定は8年経つと、あのときお腹に居た子が・・・測定にやってくるんですよね。
きょうだいで通園しているお子さんたちは、顔を見ると●●ちゃんに似てるね、とか。
毎年、いろんな「家族の形」を足裏から見ているんです。
足の裏には、いろんな情報が詰まっていて、その中でも発育発達で見ているのは、土踏まず。
この土踏まずが、しっかり成長しているかな?
土踏まずには、体重分散の様子が表れるので、股関節の状態が推測できます。
左右差があれば、股関節の可動域に左右差があるんじゃない?
片足だけに負荷がかかっていない?
そんな推測ができます。
今だけを見るのではなくて、経過を見ています。
去年と今年、どうだったかな?
大人でも、土踏まずの形状を見ており、関節の痛みとか不調が出ているときに、土踏まずの形状から「座る」「立つ」「歩く」の左右差を見ることができるので、足裏測定から改善案を提案することができます。
もちろん、足裏だけで全部わかる訳ではないので、実際に動いてもらって、実際の動作からも見立てます。
大概のトラブルは、センタリングができていない事から起こっているので、センターからどうズレているのか?
その原因が見えれば、あとは自覚だけ。
その「自覚」に導くナビゲーションをするのが、AWARENESS ANATOMY®
左右差って、日々の積み重ねで起こっているので、ちょっとした日常の動作が原因だったりするんです。
その「ちょっとした」積み重ねを探すお手伝いをしている感じです。
だから、きょうだい、親子で足が似ているのも理解できるんです。
もちろん、骨格的な遺伝もありますが、そこに生活習慣が積み重なります。
運動に関わる神経は、6歳くらいまでにほとんどの道筋が出来上がってくるので、幼児期の生活習慣が関節機能と大きな関わりを持っているのです。
幼児期は、家庭環境のサポートも大切なので、靴の履き方や選び方、そして、裸足の時間も大切なんだよ、とお伝えしています。
幼児のハイアーチが問題視されることが多いですが、3きょうだい全員が同じようにハイアーチで、何も問題がないとすると。。。。
それは問題でもなくなるんですよね。
ハイアーチのお子さんで、呼吸機能の低下が起こっていることが多く見られますが、兄弟間で同じような足裏だと、そういった症状は出てきません。
日常生活の「関節の使い方」が、うまく馴染んでいるのだと思います。
しかし、それでも足裏から見て、土踏まずがないお子さんと、ハイアーチのお子さんには、呼吸機能の低下が見られやすいです。
背中が硬くなっているお子さんには、背中トントンやイナバウアーの遊びをお伝えしています。
これは、姿勢を維持する抗重力筋の状態が、足裏に直結しているからです。
足裏と呼吸はセットだな、と実感する春です。
足裏測定参考記事
肺年齢チェック参考記事
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