
Photo by
kuratae
0.はじめに。自分のからだの捉え方
各ルーティンのご説明の前に、ごく簡単にアーユルヴェーダのお話を。
アーユルヴェーダでは、健康であるためには「消化力」がとても大事だと考えられています。
例えば何かを食べたとき。
食べたものがきちんと消化され、必要な栄養は吸収され、不要なものはきちんと排出されているのが健康な状態です。
アーユルヴェーダでは、消化管(胃や腸)に詰まりがあって、未消化物が体に溜まると、病気になると考えられています。
消化力がなければ薬でさえもきちんと消化でできず、正しく働かせることができません。
よって健康でいるためには「消化力」がなにより大切なのです。
私はいつもこの考え方をベースとして、リセットルーティンを続けています。
この考え方を突き詰めた結果、自分の体を次のようにシンプルに捉えることにしました。
私の体はひとつの空っぽの箱に1本のストローが刺さっているような状態です。
毎日何かを食べたときは、このストローを通り、箱のいろいろな部分に栄養や不要なものが溜まるイメージです。
そして毎朝、この箱を一度空っぽにして、ストローの中にも何もない状態にリセットします。
これが名前の由来、まさに毎朝自分をリセットするということなんです。
次回からは早速ルーティンの中身をひとつずつご紹介します。