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旅に思う、6日目。

7月に1週間ほど、
ハワイへ飛び、

8月のうちに2泊3日で
 ”東京でアーユルヴェーダの受講”

9月に、北米の旅・・・。

(^^)「なんにもできない」はずなのに
勢いだけで2004年に、

3つも大きな旅をしていた。


1度目の自営業の失敗が、
当時の私には

大きなショックではあったけど。


どこかでは、
『何かがおかしい。』と気がついていて


自分自身の、
精神状態の解決案も


次の道のり探しとともに、
なんとかして見つけたかった。


(^^)実は、
『旅に出ること』が解決に直結する


なんていう甘い考えもあって
飛び出したのはいいけど。


これは「ふりだしに戻る」状態で、
ここからスタートした、旅の道のり。


この2004年を、皮切りに
”さらにボロボロになっていく”


数年間の経験があって、
ようやく今がある。


父に借りたお金も
ちゃんと数年のうちには完済したい。


帰国後には
そう思って営業の仕事にもついた。


けど、1ヶ月で挫折。


さらに借金を増やすこともして
『何やってるんだろう』の日々。


その後、普通に
派遣の仕事をもらった時には


『なんて、ありがたい仕事❤️』
フルコミッションから時給制になり


通勤すれば確定する
お給料のありがたさも、心に沁みた♫


そして、この年に。


的外れかもしれないけど、
それなりに頑張っていた私が


『もしかして、この状況は
 何かしらのご先祖さま絡みかも?』


自分責めにも疲れた時に
視点を変えることにして、


上手くいかないなりに
「旅の方向性」を、変えることになる。


『私のルーツ、どうなってるんだ???』


父方、母方ともに子供の頃は
祖父母に可愛がってもらった姉妹。


その3番目だけが
なんでか仕事に就けない。


試行錯誤も
わからないなりにしてきたし


真面目に働いているのに
”不調に陥ってしまう” 仕組み。


『うちの家系にカルマでも、あるのかな?』


もともと、母親嫌いで
父方には「何も問題ない」とも思った。


それなら、
母方だろうね、きっと。


祖父母の葬儀で
住所を聞いていた叔父叔母の住所と


免許証を用意して
市役所へ向かってみた。


『過去のこと』なんて
何にも、聞かされていない。


実家に仏壇も神棚もないし
”父方のお墓参り”には


夏休みとお正月に
子供の頃行ったことはあるけど


『ご先祖さま』が
話題が上ることは、一度も無かった。
(祖父は四男坊で、本家は他にあったらしい。)


”できるだけのことはした”


でも、どうにもならないし
どうすればいいのかも、わからない。


他にできることがなくて
やってみたのが「ルーツ」探し。


『・・・孫です。できる限りこの住所の
 祖父母の除籍記録を、遡りたいのですが・・・。』


予算の都合で、
五千円しか手持ちがなく


取れるところまで、と
窓口の女性に話しながらも


「こんなことしかできない自分」に
涙が溢れてきてしまった。


それでも、おかげさまで
”状況を察してくださった”係の方が


できる限りの情報まで
遡っていただいたことで


受け取る頃には、落ち着いて
分厚い書類を手にした。


その時、チラリと
『はる』という名前が見えた。


(^^)・・・あれ?


遡る時代なら
よくありそうな、

女性の名前かもしれない。


エッセイストになりたくて
20代終わりの頃から


ペンネームに設定していたけど。


母方の、
ご先祖さまにも、いたんだ♫


一歩、前進した気がして
嬉しくなった❤️


母方の、祖父母は
「同族の叔父と姪っ子」夫婦で


「はる」さんは
祖父の叔母、祖母の祖母。


新興住宅地で育った私には
そんなこと、あるんだと


驚きの対象でしか無かったけど。


地域によっては
同族内での婚姻があり


ご近所は親戚だらけ、というエリアも
田舎なら、珍しくない話。


そうか。

新幹線や旅客飛行機なんてない。


その時代に生きてきた
「ご先祖さま」の暮らしって


土地と家族が
ちゃんと、繋がっていたんだよね。


見えていなかった
血縁の歴史に触れて


人生に立体感が、生まれた。
























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