19. Nujabes - Feather(リラックスと音楽と魂)
やっと週末ですね!今日のエッセイでは、リラックスできるHip Hopミュージックをご紹介したいと思います♪
この曲は、コムデギャルソンのファッションショーで音楽ディレクターを務めたこともある、Hip Hopトラックメイカーの瀬場 潤さんが作った曲です。Hip Hopの曲によくあるイカつい感じがあまり無くて、軽やかで優しげで、それでいて深みがある不思議な曲です。
Nujabesの「Feather」のYouTube動画リンクはこちら↓
ちなみに、アーティスト名のNujabesは、「瀬場 潤」をローマ字表記にしたSEBAJUNを逆から読んだものです。なかなか洒落たネーミングセンスですよね♪ また、Nujabes の素晴らしい英語歌詞の曲を聴いて、プロデューサーはアメリカ人だと勘違いして、コラボを申し込んだアメリカ人も多かったそうです。
この「Feather」という曲も英語歌詞なのですが、和訳してみたら大変興味深い歌詞でしたので、サビの部分を少しご紹介します。
"Drifting away like a feather in air Letting my words take me away from the hurt and despair So I'm keeping it vertical forever elevator Riding the escalator to reach something that is greater"
このサビを私なりに和訳すると、「羽のように空を漂流する 僕の言葉は痛みと絶望から僕を解放させる だから僕は永遠のエレベーターであるそれを垂直に保ち続け エスカレーターに乗って、より素晴らしい何かに辿り着こうとしているんだ」となります。
創作活動に対するNujabesの意気込みが伝わるような、素晴らしい歌詞ですよね。音楽を含む芸術は、人々の心を痛みや絶望から解放する力があると私も思います。また、Nujabesは当時の日本ではアングラ的な位置づけだったHip Hopをレベルアップさせ、もっとたくさんの人々が聴けるような音楽にしたいという志を持っていたそうです。
Nujabesは2010年2 月に交通事故で逝去されているのですが、彼の曲を聴くと、彼の魂の輝きが今も曲の中に生きて私達を照らしてくれているような気がします。死してなお、彼の曲のお陰でたくさんの人々がリラックスして、楽しい時間を過ごすことができる•••音楽の凄い力を感じますね。
※さらにリラックスしたい方は、Nujabesの花火の音をサンプリングした曲「After Hanabi -Listen to My Beats-」もオススメです♪
※Nujabes10周忌を記念して、2020年2月26日に渋谷のスクランブル交差点の大型ヴィジョンで放映された「Pray For Nujabes」の映像もオススメです♡
P.S. コロナ禍で様々なアーティストが苦境に陥っていますので、ファンの方は可能な限り月額音楽サービスで曲を聴いたり、曲自体を買ったり、グッズを買ったりしてぜひアーティストの活動をサポートしましょう!!
※こちらが月額音楽サービスSpotify(無料プランあり)のURLです♪
https://open.spotify.com/search/nujabes
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