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ちょっといい感じの英語編⑤ "suppose”
今回もかなり英語っぽいテイストのいい感じの言葉”suppose”を取り上げる。めちゃくちゃ使う大事な言葉。
ネットでこの言葉の意味を調べると
「思う」「考える」
みたいなのが上位に来るよね。じゃあ、”think”は?guess”は?どう違うの?ってなる。1語1訳で飛びつくのは禁物、ほんとに。これらは全部ニュアンス違うので。「思う」と言いたいとき"suppose" を安易に突っ込んではいけない。
日本語の「思う」にだっていろんな状況がある。"suppose"はざっくり言えば"think" より確信がない感じ。"guess"はなんか「知らんけど」みたいに結構適当。それよりは「そうなんじゃないか」という思いが強い。
A: Do you think this book is useful?
B: I suppose so.
"think" とまでは言いたくない感じ? これ!「言いたくない」っていうネガティヴ感が微妙に入ってる。「断言したくない」雰囲気だ。
辞書とかでは「仮定する」っていう訳も出てくる。これも確かにある。
Ok, suppose that you are right.
「わかった。一旦君が正しいと(仮定)しよう。」というような意味になる。
でも、「思う」とか「仮定する」とかではどうにもピンとこない場合もある。次の表現はすごくよく使うけど違う意味合い。
A: I don't think this job is suitable for you.
B: What is that supposed to mean?
「この仕事は君に向いてないんじゃないかな」
「どういう意味ですか?」
ニュアンスは「は?」って感じである。"What do you mean?"と端的にいうより「何の根拠でそんなことをいうのか」という不快感が感じられるね。
もう一つ。これもまたちょっと違う意味合い。
I'm late! I'm supposed to be at the station at 10:00!
「遅れた! 駅に10時につかなくちゃいけないのに!」つまり「○○することになっている」というような「予定」「義務」みたいな使い方。わかりやすくもう一個例文。
I'm not supposed to eat anything tongiht because I'll have a checkup tomorrow.
今夜は何も食べちゃいけないんだ。明日健康診断だから。
どうだろう? こうやっていろいろな例文を見て、ふんわりと意味をつかむっていうのが言語学習にはいいと思ってる。
次回もよろしく<(_ _)>