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和歌・どうして、どうして、どうしてよ

「黒髪の乱れもしらずうちふせば
まづかきやりし人ぞ恋し」
後拾遺和歌集・和泉式部
(髪が乱れるのも構わず嘆き伏せば、
この髪をかきあげてくれたあなたのことが
まっさきに恋しくなる。)

どうして、どうして、どうしてよ…。


髪が乱れるのも構わず
やけになって嘆き伏せたなら、
この髪を撫でてくれたあなたのことが
やっぱり恋しい。


わたしはあなたが
恋しくて仕方がない。

そばに来て、
またわたしの髪を優しくかきあげて。
愛してるよと囁きながら。
お願いよ…。

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