琴森 美香子(Koto_mika)

生まれつき両目の眼球がなく盲目だった猫のルナ。保護猫シェルターから里子に来て2年1カ月。気管支拡張症という病に苦しみながらも、いつも明るく喜びを与え続けてくれた。そんなルナの猫生を書き記していきます。

琴森 美香子(Koto_mika)

生まれつき両目の眼球がなく盲目だった猫のルナ。保護猫シェルターから里子に来て2年1カ月。気管支拡張症という病に苦しみながらも、いつも明るく喜びを与え続けてくれた。そんなルナの猫生を書き記していきます。

最近の記事

動物嫌い

👆こちらから続く 気になっていった2頭のうち、下半身麻痺の子が、無事、貰われて行った。そこで、残った全盲の子猫を我が家に迎えようと決めた。 しかし、私は一人暮らしではない。うちにはもう一人、同居人がいる。そして、同居人は大の動物嫌いだ。 子供のころ、親戚が犬に噛まれるのを見て(同居人自身が噛まれたわけではない)、犬に対する恐怖心を抱いたまま大人になったらしい。 それは理解できる。私も小学生のとき野犬に襲われそうになり、近所の人に助けられたことがある。幸い、咬まれずにす

    • ルナ、逝く

      我が家の愛猫、ルナが逝った。2023年10月17日(火)12時17分、私が2時間ほど留守にした間の出来事だった。 いつも正午過ぎに服用する去痰剤(痰を溶かす薬)を、出かける11時前にあげるか、12時半頃戻ってからあげるか、一瞬迷った末、今日は調子が良さそうなので帰ってからでいいだろうと判断した、その判断ミスがルナの死を招いた。ルナが亡くなったのは、私が帰る20分ほど前のことだった。 死の予感 2年前にルナを引き取った時から、妙な予感があった。それは、「ルナのことをSNS

      • ルナ、火葬

        我が家の愛猫、ルナが亡くなった。 2023年10月17日(火)のことだった。 保護猫シェルターから引取ってきて2年と1カ月。2022年6月の右肺切除の手術以来、毎日必死に看病していたので、長いように感じていたが、実はほんの短い間だった。 悲しみと混乱の中で葬儀の手配をするのは辛いことだったが、3年前、実家の猫が亡くなった時、葬儀の手配をした経験が役立った。おそらくその経験がなく、一からネットで検索し、料金なども比較しながら選んでいたら、ストレスは比較にならないくらい大きか

        • 黒猫なんて、とても見分けがつかない

          2020年8月、コロナで保護猫譲渡会が開催できなくなり、猫が行き場を失っているという新聞記事を読んだのがきっかけで、保護猫シェルターのサイト制作と問合せをボランティアで担当するようになった。どちらも自宅でできる作業なので、当初、シェルターに足を運ぶのは月1回程度だったが、最近は館内業務も手伝うようになり、週1回ほど顔を出している。保護猫シェルターには可愛い猫が沢山いて癒されるが、悲しいこともある。 先週は、ある子猫のFeLV(猫白血病ウィルス)陽性が判明した。FeLVのキャ

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          8月17日”黒猫感謝の日”は、貰われにくい黒猫のための日

          8月17日は、”黒猫感謝の日”だったそうです。Twitterのハッシュタグ#黒猫感謝の日、がトレンド入りして初めて知りました。猫好きとしてはどういう由来か気になりますよね? そこで、ちょっと調べてみました。 ■ 「黒猫感謝の日」の由来 ■ なぜ 「黒猫感謝の日」は8月17日なのか? ■ 「全国黒猫の日」との違いは? ■ なぜ「全国黒猫の日」は10月27日なのか? ■ 「全国黒犬の日」が制定された理由 ■ ”インスタ映え問題” とは? ■ 日本では黒猫が福の象徴 -----

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