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友達の結婚式に参列したはなし

こんにちは。初めまして。

東京都在住のwebデザイナー、週末モデルをさせていただいてます。

先週、大学の友達の結婚式に参列して、人生の岐路についてとても考えさせられたので筆をとった次第です。

ガタガタ言いましたが、孤独感で死にそうなの。なんだこれめっっっっちゃ寂しいから聞いてください!!!

結婚式は控えめに言っても最高でした。人柄が溢れ出ている良い結婚式でした。結婚式って人柄が出るんですね。

ちなみに参列する前から私は死にそうでした。大学の友人達とは4年ぶり、4年ぶりです。オリンピックです。

会うための装備を買い揃え、新札の両替をし、前日になって美容院の予約を忘れていたことに気がついて式場のサービスを予約。「式場にゲストのサービスがあるの神だな〜〜〜楽ちん〜〜〜〜」と思っていましたが、気合ゼロの状態で4年ぶりに早く来ていた友人に会った時に「ちょっと綺麗になったね」みたいな予定だった私の自尊心とかなんかもういろいろ砕け散りました。皆さん、美容院のご予約はお早めに。。。

そして友人たちとロビーで会うも、何を話して良いかわからない。「(話すことが……何もない…この4年のこと…4年のこと…?仕事のことぐらいしかない…)」と狼狽る私。今考えたら普通に新郎新婦の話をしていれば良かったのです。楽しみだね、とか。でもその時はもう何も考えられず居心地も悪く、辛くてひたすら写真を撮っていました。友人に「カメラかっこいいね」って話しかけてもらったのが大変申し訳なかったです。ありがとな…ごめんね……………

なぜか友人たちが、とにかく怖かったのです。バカにされるんじゃないかとか内心どう思われてるんだろうとか、もうそんな事ばかりがグルグル回ってひたすら怖かったのです。カメラを持って行ったのは個人的にめちゃめちゃ正解でファインプレーでした。「写真を撮りたいので先に行ってて欲しい」と伝えられたので。

1人で新郎新婦のヒストリーを眺めて待ちながら、「もう今日は誰とも話せないかもしれないな」そんな気持ちになってすらおりました。みんなが眩しくて、仲良しで、完全に場違いで、来て良かったんだろうかと思いながらチャペルへ向かいました。

最後の方に入ったので、チャペルの全体が見渡せました。新郎も新婦もサークルの同級生だったのでどこを見ても友人の顔が見えました。みんなソワソワして嬉しそうに2人の入場を待っていて、大学で知り合って10年、10年の年月を感じて「あぁ、完璧だな」とただ泣きそうになりました。まだ2人の姿も見ていないのに。誠実に交友関係を続けた彼女たちにすごく、なんと言うか、完璧だなと思ったのです。主人公なのだな、と。

彼女もwebデザイナーでした。受験勉強を経て、一般の四大へ入学・卒業してデザイナーになりたいと未経験のまま関西で就職し、勤めて最近フリーになったと聞きました。パワフルで、泣きそうでした。

逃げずにいつも笑顔で、縁を大切にする。誰に対しても誠実。そんな風になれたのかな、なれたら良かったなと思うとファインダーを覗きながら、胸がめちゃめちゃ苦しくなりました。

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