耐久力は、困難を栄光に変える

《耐久力は困難に耐える能力であるだけでなく、困難を栄光に変える能力でもある。(ウィリアム・バークレイ)》

【耐久力】
耐久力とは逆境や困難に耐える能力です。
私たちは障害が現れたとき、それがもたらす教訓に心を開いて辛抱強さと忍耐を発揮します。
あきらめたり、自暴自棄になったりせずに成し遂げます。
耐久力は私たちの人格を培い、魂を鍛えます。
人間関係の不可避的な挑戦に耐えることによって、信頼と忠誠心が深まります。
それが愛を永続的で強固なものにするのです。
はるか昔、星だけを目印にして海を渡った航海者たちは、強靭で自信にあふれた船乗りになりました。
問題が発生したとき、耐久力は最後まで航行する力を与えてくれます。
〈ヴァーチューズ 内省のカード(リンダ・カヴェリン・ポポフ：著／大内 博：訳／太陽出版)〉

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こんばんは。
ままりーぬです。

耐久力、と言うと耐え忍ぶ力、叩かれても踏まれてもひたすら耐え続けるかのようなイメージがするのですが、このヴァーチューズ・カードの顕す耐久力は、確かに「逆境や困難に耐える力」とは記されていますが、

「それがもたらす教訓に心を開いて辛抱強さと忍耐を発揮します。」

逆境や困難がもたらす教訓に心を開くことで、自分がさらに成長し、強く輝くいていくんですよ、と伝えられているような気がします。

理不尽な目に遭ったり、思いがけない障害が起こったりしたとき、忘れようとしたり、感情的に嘆いたり憤慨することも出来るけれど、

今、起こっていることが、自分に伝えようとしていることはなんなんだろうと、逃げることなく向き合い、理解しようとすることで、その作業はしんどいけれど、得るものは大きいかもしれません。

まぁそれも、それだけのエネルギーありきの話ですけどね（笑）
考える力も耐久力を奮い起こす力も残っていないときは、いったん回避して休むことも自分を守るためには必要です。
動物が大怪我をした時に、ひたすらじっと治るのを待つように、その場から離れてじっと機を待つことも耐久力と言えるかもしれません。

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