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俺の週刊少年ジャンプ

↑週刊少年ジャンプについて語ろうゼ!とのことである。
反応しないわけにはいかないだろう。
俺は小学1年の頃から大学生の頃まで、毎週毎週欠かすことなく週刊少年ジャンプを買い読み続けていたのだ。
少年時代~思春期~学生時代のほとんどを週刊少年ジャンプと共に過ごしていたと言っていい。
俺という人間を構成する要素の中にはジャンプ的な何かが間違いなくある。
俺は小学5年の時に両親が離婚したのだが、当時ジャンプが無ければ、きっとやさぐれ続けていただろうし、かな~りロクデモナイことになっていたかも知れない。
俺はそれこそ、ジャンプの隅から隅まで、ジャンプ放送局は勿論、最後のページの作家の先生方のコメント欄までしっかりと読んでいた人間だ。

俺がジャンプを毎週購入し読んでいた時期は、おそらく、昭和56年(1981年)~平成10年(1998年)だ。ジャンプ黄金期と呼ばれる80年代90年代のジャンプを読んでいたことになる(因みに黄金期については各年代により思い入れのある時期がある為明確な線引きは無いようである)。
俺には思い入れのあるアツいジャンプ漫画が沢山ある。
今回はその中で、俺が印象に残っている台詞や言葉を乱雑に挙げていこうと思う。

「あ…悪魔にだって友情はあるんだーっ」

「キン肉マン」より、笑い声が「グォッフォフォフォ」で有名なサンシャインの名台詞である。当時の俺は「そうなの?悪魔にも友情ってあるの?何か感動するしカッコいい!」と思ったものである。因みに、俺はアシュラマンも好きで「夢の超人タッグ編」では「はぐれ悪魔超人コンビ」を当然に推していた。サンシャインのあの角ばった幾何学的かつ無機質な感じ、そして、アシュラマンの腕6本と面3つというフィジカルは子供の頃の俺のハートを鷲掴みにした。
因みに、もう一組好きなコンビがある。正義と悪魔、白と黒、ペンタゴンとブラックホールがコンビを組んだ「四次元殺法コンビ」だ。このコンビはどちらもビジュアルがスタイリッシュでカッコいい。

「だってオラは人間だから」

「にんげんだもの(byみつおさん)」ではない。これまた「キン肉マン」より、ジェロニモの名台詞である。泣いた。サンシャインとの死闘を繰り広げ瀕死の状態になったジェロニモ。皆(キン肉マンを含めた正義超人の仲間達)がその瀕死のジェロニモを助けようと、超人パワーをジェロニモへ分け与えようとするのだが、ジェロニモは人間だった為にそれを受け付けないのだ。俺は「人間だったのかよ、ジェロニモ。それなのにあんなに立派に戦って。」と泣いた。ただし、その後は超人になって復活するという少年漫画お約束の展開に。テリーマンとコンビを組んで「夢の超人タッグ編」に登場するも、「はぐれ悪魔超人コンビ」に最終的には木っ端にやられる。ツラい。

「お前はもう死んでいる」

言わずと知れた「北斗の拳」の主人公ケンシロウのキメ台詞である。このキメ台詞は、俺の中では全ての漫画の中でも最強のキメ台詞である。だって「お前はもう死んでいる」と断言されたその後すぐに本当にに死ぬんだもの。どえらいわ。そしてその後の憎たらしいザコキャラが死に際に発する断末魔の叫び「あべし」とか「ひでぶ」「どべしゃ」「たわば」とかも好き。その中でも個人的に1番好きなのは「ぴぱぴゅ」だ。
経絡秘孔ごっこはよくしたな~。因みに「北斗の拳」の好きな登場人物はトキとシュウだ。どちらもシブい。

「あ~~‼ めんどくせえ‼ はああ~~ 息するのも面倒でいやだ」
「ち…血~ いてえよ~~‼」

この2つの台詞も「北斗の拳」から。上はたまらないぐらい面倒くさがりなゲイラの名台詞だ。タバコたが葉巻だかの煙をモワモワ出しながら「めんどくせえ」を連呼するあのキャラはもの凄く印象的でたまらなかった。息するのも面倒とか最高過ぎる。
下は肉の塊ハート様の名台詞。普段は丁寧な言葉使いのハート様が自分の血を見た瞬間にスイッチが入ってブチギレる時の台詞だ。たまらん。ブチキレ方が非常~にたまらん。俺にとってはどちらも魅力的なデブキャラである。

「それにな、屁ってな燃えるんだぜ。 猛虎流奥義大放屁火炎放射~‼」

「魁‼男塾」虎丸龍次の必殺技の一つだ。可燃性ガスのスプレー缶とライターで火炎放射をする要領で(良い子はしてはダメ)、屁とライターとで火炎放射するのである。「マジで?屁って燃えるの?」当時の俺は屁が燃えるという事実に驚愕した。実際は燃える屁と燃えない屁があるわけだが。きっと虎丸の腸内にはメタンを生成する細菌が多いのだろう。
因みに、俺は虎丸の相棒の富樫が好きだ。富樫カッコいい。あと赤石先輩も。

「民明書房刊」

「魁‼男塾」のぶっ飛んだ内容を解説する為に作中に度々登場する謎の出版社の名称だ。男塾はこの民明書房刊の出版物からの引用を使うことで、胡散臭くも妙に説得力のある世界観を作っているのだ。たまらん。非常~にたまらん。マジで民明書房刊の解説たまらん。民明書房刊の本欲しい。

「もっこり」

「シェイプアップ乱」「ジャングルの王者ターちゃん」「シティーハンター」などで大活躍した言葉だ。詳細は書かないでおく。

「ぱふぱふ」

「ドラゴンボール」の……あ、マズい。話が下ネタ方向へ振れてきた。ちょっと修正する。

「タプタプ」

「スラムダンク」で主人公の桜木花道が監督の安西先生にするやつ。タプタプタプタプタプタプ…


「無駄無駄無駄無駄ァッ‼」

「ジョジョの奇妙な冒険」で登場人物が連続攻撃する時なんかに発する掛け声だ。この掛け声を俺は子供の頃から使っている。つまり、44歳になった今でも使っている。ゲームをしている時や仕事で手強いものや困難なことに出会した時にも使っている。勿論、心の中での話だ。流石に大人になった今は声に出しては言わない。「無駄無駄無駄無駄無駄ァッ‼」と唱えれば集中力が増すのだ。

「ふるえるぞハート!燃え尽きるほどヒート!!おおおおおっ、刻むぞ血液のビート!山吹き色(サンライトイエロー)の波紋疾走(オーバードライブ)‼」

同じく「ジョジョの奇妙な冒険」の名台詞だ。俺の好きなツェペリさんから波紋を伝授されたジョナサン・ジョースターのセリフである。波紋とは呼吸法であり、これも子供の頃によく真似したものである。呼吸を整え池だの川だのに石とかを投げ入れて「波紋」とか言うのである。我ながらアホな子供だ。
また、このセリフも含め「ジョジョ」の台詞はどれもリズムが良い。非常~に良い。声に出して読みたい漫画の台詞と言える。作者の荒木飛呂彦先生は洋楽等の音楽に造詣が深く、キャラ名やスタンド名なんかにも洋楽からの引用が多いのだが、その辺りが「ジョジョ」の台詞のリズムやセンスに表れていると思う。

「ツインシュート」「スカイラブハリケーン」「三角飛び」

「キャプテン翼」のどえらい技(?)の名である。俺は小学校の頃に地元のサッカー少年団に所属していたのだが、「ツインシュート」は俺も含め皆チャレンジした。だが、当然あのような物理法則を超越した軌道にはならず、ただ無様にゴロゴロとボールが変な方向へ転がるだけの残念な結果に終わったりすのである。
少年団の中には立花兄弟の「スカイラブハリケーン」に挑戦する強者もいた。でも、無理だ。やはり。
「三角飛び」の若島津は好きなキャラでその影響からか俺は空手を習ったりもした。当時の俺にとってキーパーはカッコいいポジションであり、若林も好きだったが、やはり若島津の方がより好きだった。若林のアディダスの帽子より、若島津の無地の帽子にカッコ良さを感じていた。あ、でも俺はポジション、キーパーでなくバックだったけど。
因みに、今の子供達がアツくなる「イナズマイレブン」の原形が「キャプテン翼」のこれらの技(?)にあるような気がする。

「山田太郎」「玄じょう」「じじいとばばあ」

どえらいものが色々ぶっ込まれた漫画、「珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち」の登場人物である。漫☆画太郎先生の漫画は読む人間を選ぶ。てか、受け付けない人はホント~に受け付けないと思う。俺は大好きなのだが。「ばちーん 」「ぶべらっ‼」とか最高。あの絵最高。

「ヒゲ部」

知る人ぞ知る、シュールなギャグが展開する漫画「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」は個人的に凄く好きだった。わかめ高校のセクシーコマンドー部(ヒゲ部)に俺は入部したい。

いやいや、本当に乱雑に挙げてみた。勿論、他にも取り上げたい漫画、取り上げたい台詞や言葉は沢山ある。
ぶっちゃけ、まだまだいくらでも語ることが出来る。キリがないくらいだ。
でも、とりあえず今回はこの辺りで留めておく。

因みに最近、嫁が「鬼滅の刃」を大人買いした。娘も夢中で読んでいる。俺も年末年始の休みにじっくりと読もうと思っている。
久しぶりにジャンプ漫画に触れるのでとても楽しみだ。

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