仕事の生産性やパフォーマンスを上げる方法
知識を磨いて、技術を習得して、
経験を積んで、マルチタスクで仕事を動かして。
忙しく働いているはずなのに、なぜか成果がでない。
「え?なんでなん?」
「おかしいやん。そんなん。」
生産性やパフォーマンスが上がらない原因を探してみるけれど、やれることは大体やってきた気がする。
「え?もしかしてこの仕事、わたしに向いていないのかしら」
長年やってきた仕事、隅から隅まで酸いも甘いも経験してきているのに、月日が経つにつれてどんどんパフォーマンスは落ちていく。
「なんでパフォーマンスが上がって行かへんねん」
年齢のせいにはしたくない。まだ何もやりきってはいない。
そんな葛藤が頭の中を駆け巡るたびに精神的な疲れが高波のように押し寄せてきて、白波と一緒に体ごと沖の方まで自分自身を飲み込んでしまいそうだ。
ぼくは数年まえ、そんな精神状態で仕事をしていました。Web制作の会社でカタカタとパソコンと向き合うだけの日々でした。
「このままではダメだ。」
いつもの立ち飲み屋でひとり、いも焼酎(三岳のロック)をすすり、ベロベロに酔っ払って道の真ん中で転んだ時。
こころの中でぼくは「もう、俺の人生は終わった…」そう思っていました。
それから数日、
食べる気力も飲む気力もなく、空腹は感じるものの何も口に入れたくない日々が続き。
鏡の前で、頬のこけたゲッソリとした自分を見つめて、首を垂れる。
足元には体重計があった。乗ってみた。
数日のことなのに、3キロも痩せていて。
「あれ?今まで運動をしてきて全然痩せなかったのに、やっぱり食べないとやせるんだな。」
そこで気がついた。
「あ。食うてるもんがアカンかったのかもしれん」
痩せた。めっちゃ痩せた。バチくそ痩せた。
体が軽くなると、心も軽くなる。
仕事のパフォーマンスが上がらなかったのは、体重が重かったせいだった。
痩せたら動けるようになったし精神も明るくなった。(これはマジで)
※元芸人らしく、エピソードには多少の「盛り」が含まれています。