HSPとギフテッド。元不登校の記録。
初めまして!ことばとはなうたです。
私は関西の大学・大学院を卒業した25歳(追記:現在は27歳)です。
大学・大学院では幼児教育や発達心理学などを主に学び、幼稚園教諭一種免許及び保育士資格を取得しています。
現在はHSPやギフテッドについての勉強を進めています。
この勉強をしていく中で、これまではぼんやりと持っていただけの、「自分はHSPなのではないか」という疑念が、確信に近いものになりました。
また、ギフテッドである可能性もあるのではないかと感じながらも、どちらとも言い切れないなーと感じています。
私は幼少期、幼稚園や学校の中で他の多くの子どもたちのようにうまく集団生活を送ることができず、長くにわたって不登校の状態を続けていました。
その頃は、「なぜ自分だけ学校に行けないんだ」「自分は弱い人間なのだ」と自分を否定して思いつめると同時に、
「なぜあんな大人たちをみんなは信じていられるのか」「なぜあんな空間で楽しそうに過ごせるのか」と、先生やクラスメイト、学校のシステムといった環境にも問題があることを感じ、その中で普通に過ごしている人たちの方が信じられない、という気持ちも抱えていました。
幼いながらに、
自分がこの世界の中でマイノリティーであること、それも生きていく上でマイナスになる要素を抱えているマイノリティーなのだ
と感じ、息苦しさを覚えていたのだと思います。
それどころか、小さい頃の閉じた世界の中では、私のような人間は他に誰も存在しないのではないか、誰1人私と似た感覚の中で生きている人などいないのではないかと考えていたように思います。
私が幼かった頃、HSPやギフテッドなどという言葉はほとんど広まっていませんでした。故にこれらの特徴を持つ子どもにとっては、自らの特性を客観的に捉えてくれる尺度を見つけられない状態であったのではないかと思います。
自らを当てはめることのできる「枠組み」がないことは、私にとってとても苦しいことであり、自らの居場所を見つけることを難しくさせていたと思います。
しかし現在、HSPやギフテッドという概念が日本に広まりつつあり、悩みを抱える子ども達やその保護者の方達の耳にも届きだしています。
そんな中で、当事者自身が経験や考え方などを語ることは、HSPやギフテッドについての理解が広まっていくための、ひいては悩みを抱えている子ども達やその保護者の方達の心を少しでも軽くするためのわずかながらにも糧になるのではないかと考え、このブログを始めることにしました。
また自分自身も、文字に起こすことで自己を見つめ直すきっかけになればいいなと思っています。
ただ冒頭でも申し上げたように、私はこの道の専門家ではありません。
多くの専門知識をお伝えすることはできませんし、私の主観を中心に書いていくことになると思います。もしかすると不適切な表現も含まれるかもしれません。
また、私ははっきりと「自分は間違いなくHSPだ」「ギフテッドに違いない」だと確信を持っているわけではありません。
私のように、どちらとも自分で言い切ることはできないな、そうかもしれないし違うかもしれない、と感じている方はたくさんいらっしゃるのではないかと思います。
しかし私はそこにはっきりと白黒つける必要はないと考えています。
なぜなら、これらの名称ははっきりとした境界線を引くためのものではなく、一人一人の大切な個性を、万人が捉えやすくするためのツールに過ぎないと考えているからです。
なので、あえて漠然とした部分を残したまま、ここはHSPやギフテッドの特徴に当てはまるなーというような形で、お話しさせていただこうと思います。
「こんな人もいるよ!こんなふうに人生を送ってるよ!」という1例として捉え、
私の経験談やものの考え方などに、「私もそうだった!」と共感したり、「それは違うな。。。」と感じたりすることを通して、
何かの気づきや安心感を得てもらうことができたら嬉しく思います!
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