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noteも文章も、編集しすぎにご用心

なんか、そんな気がするんですよねー

いや、この前の記事で「この番組見るよー」って予告をして。イタリアのバイオリン職人が「これだ!」って一本をつくるために、理想の木を探すドキュメンタリー。工房の様子とか、夫婦で職人やってるとか、やっと見つけた木材の質感とか。昨日見てなかなかよかったんだけど。


途中から、だんだん「んんー」と思ってきて。それはなに?っていうと、編集の手が入りすぎなんですよね。

これは映画か?っていうくらい、いたるとこにカメラが入ってて。職人さんがバイオリン奏者と電話するとことか、電話を受けてる奏者さんの様子もあったかな?木を探してるシーンでは、バイオリンの音色はもちろん、演奏してるシーンがオーバーラップして。


いや、つくり込みすぎーーーって。

いいんですよ、それが世界基準かもしれないし。見る人によっちゃ、ドラマ仕立てでより感情移入できるのかもしれない。でも、なんていうか「ドキュメント72時間」の定点感に慣れてたり。「カンブリア宮殿」とか、事実追っかけベースの番組で育ってきてると。


ちょと芝居がかってるというか。「いい木が見つかった」って連絡が入って、家を飛び出すシーンまでありましたからね。

誰が撮ってんだって(笑)あたらめて撮影してないか?みたいな。ま、ドキュメンタリーとドラマのあいだとして見ればいいんだけど。もうちょっと、生っぽいほうがいいんだよなーって。雪山を行くシーンなんて、ドローンで空撮してましたからね。


文章もいっしょかなって。

推敲しないでとは言わないし、誤字だらけもどーかと思うけど。あまり、きれいにならし過ぎると、魅力が損なわれるってないですか?人のもそんな気がするし、自分で手を入れてるときも「あれ、もとのほうが勢いあってよかった?」みたいな。


そこは素朴さとの兼ね合いですよね。ずっと残る「紙の本」で出版ならわかるけど、やっぱnoteなんで。

ガチガチに固め過ぎないというか、読み手が入り込む余地っていうかな。案外、大事なのかもなーって。完璧より、ちょと隙があるくらいが愛されるっていうもんね。素材のよさをそのまんま、書き手の気持ちまんま、わたしはあなたのリアルが読みたい。ではまたー


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