読書日記と夫との焚き火(11/11~11/18)
小川糸さんの「小鳥とリムジン」を読了。
自分を大切にするって大人になった今、本当に難しいなと感じる。心も身体も。人は1人では生きておけないけれど、誰かと一緒にいて全く傷つかないことなんて不可能。
私は夫と結婚して、すごく幸せだけれどその分彼氏彼女だった時にはなかった形で傷つくこともある。けれど、その傷は修復できると信じているし実際にそうだからこそ一緒にいれるのだと思う。
夫は「私に不満なんてないよ」という神のように寛容な人だけれど、絶対に夫を悲しませていることはしている、そう思うことがある意味とても大切かなと。けれど、悪意を持って言葉で刺すようなこと、夫の心と身体をないがしろにするようなことだけは絶対にしない、そう誓った。
小鳥と理夢人の関係は綺麗すぎる… と思ってしまう部分もあった。小説だもん。綺麗でも良いと思う。食べ物小説(と私が呼んでいるジャンル)は、お店のご飯を食べるシーンが多いけれど、主人公たちが一緒にご飯を作る、そんな描写は素敵だと思った。お弁当屋さんのお弁当は不特定多数へ向けた食事だけれど、そのメニューの中に誰かを思う心が潜んでいて、それをみんなにお裾分けしているように感じた。
本当に生活と食事って不思議な関係だなと思った。私も平日の食事は適当になってしまうことが多いけれど、家族のために作る食事はただの作業にはしたくないなぁと思った。
全く取り留めがない!もっと上手く書きたい!
先週末、グランピングに行った。バーベキュー(全てお膳立てされてて私たちは焼くだけ😂)から焚き火をしたあの3時間半は心の底から豊かな時間だった。BGMも何も無い、自分たちの灯り以外は暗い中で夫とポツリポツリと話しながら、時にはツボにハマって盛り上がりながら、美味しい美味しいを繰り返していた。
最後に焚き火をして、マシュマロを炙って食べた。マシュマロの真の姿は日に炙った時の姿だと思う。
私たちの大好きな北欧味を感じながらゆったりとした時間を過ごせました。ああ美味しかった!!