言語聴覚士の可能性はまだまだ広い
僕は、言語聴覚士としての約10年のキャリアで、ほぼ全て障がいがあることを前提として患者様に訓練をしてきた。(「障がい」という表現の賛否については、その便宜上いったん置いておいてほしい)
例えば「友達と楽しく話したいから失語症のリハビリをする」「以前のようにラーメンを食べたいから嚥下の練習をする」「他者に要求を伝えられるように絵カードを使ったコミュニケーションを練習する」などというものは、障がいがなければ当然のように得られた活動を目指した訓練である。
もしその方たちに障がい